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「裁判に持ち込まれない〝強度〟の証拠 / 結果的に損をしたくないのであれば〝請求金額〟はあまり欲張らない 」

投稿日:2025年05月14日

何らかの〝請求〟をした相手が「弁護士依頼」または「裁判」にするようなケースは、大きく分けて
「事実関係を争う」
「事実関係は認めるが、支払い金額や支払い方法などで争う」
この二つのパターンがあると思います。

※〝とりあえず自分で交渉をする〟という事は一切せずに、何らかの〝請求〟を受けたら 何でもかんでも即弁護士に依頼するような人もいます。

◾️事実関係で争う
このような場合、その多くが
〝証拠の強度が足りない〟
事によって、相手に〝付け入る隙〟を与えてしまっている事が原因となると思います。

ですので〝中途半端な証拠〟で 見切り発進的に請求を掛けずに、キチンとした〝強度〟の証拠を取得して、相手にグウの音も出ないような状況を作った上で 請求を掛ける事が重要になると思います。

◾️支払い金額や支払い方法で争う
このような場合、そもそも「適正金額」(相場)が分からなければ やはり同じく〝付け入る隙〟を与える事になってしまうのですが、多いのが
『請求金額を欲張り過ぎて、相手が弁護士に依頼をし、自分も弁護士に依頼する必要に迫られ、結果的に〝お互いが大きく損をする〟』
パターンですが、このような状況を これまでどれだけ見てきたか分かりません。

ですので、請求金額は あまり欲張り過ぎず
〝相手が弁護士に依頼しないようなギリギリのライン〟
を求めるようにするのが、一番賢いやり方なのではないかと思います。


因みに、自分がいくら賢く 上手な請求の仕方をしても、相手が賢くない場合は 損得勘定ができないので、後先を考えずに 感情に任せて弁護士に依頼するようなパターンもあります。

また、事実関係で争う場合も 金額で争う場合も、相手方弁護士は必ず 多かれ少なかれ〝ハッタリ〟をカマしてきますので、それなりの「知識武装」と「交渉術」は必要になります。


過去の投稿ですが、こちらもご参考にされて下さい。
「〝請求額〟と〝手取額〟/ 非常に多い〝請求額を欲張って結果的に損をする〟パターン」

 

「〝請求額〟と〝手取額〟/ 非常に多い〝請求額を欲張って結果的に損をする〟パターン」

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