交渉同席・ボディガードについて

「〝人を騙して金銭を得る〟事と〝詐欺〟/〝詐欺師〟と〝詐欺師的人物〟」

〝人を騙す〟とは〝人に嘘をついて 自分が得をする〟という事になると思いますが、ほとんど全ての方が大なり小なり どちらかの立場の経験があると思います。

例え
「とても酷い嘘をつかれて、物凄い騙され方をして、多くの損をさせられた(多くの金銭を奪われた)」
としても、それが〝詐欺罪〟に該当しない限り、刑事的に罰する事はできません。

そうなると 民事的に戦うしかないのですが、もしその相手に〝差押え〟できるものがない(見つけられない)場合、開き直られたら 実質的にどうにもならないという事になります。

また〝お金を借りる理由〟を嘘をつかれてお金を借して、そのお金を返してもらえなかったとしても、ほとんど全ての場合で 詐欺罪で立件はできません。

※〝借りる理由〟が嘘であったとしても
〝最初から騙し取るつもりだった
(一銭も返さないつもりだった)〟
とは限らないためです。

また〝投資詐欺〟(ポンジ・スキーム)の類も、被害者にも落ち度(楽して儲けようという〝欲〟)がある分、警察はなかなか動いてくれないのが現実です。


詐欺師が唯一恐れるのが〝警察に逮捕される〟事です。
現状では その他には何一つ怖いものがない事がほとんどですので
〝詐欺罪として警察が動いてくれるかどうか〟
が解決への唯一のカギである事がとても多くなります。

物凄く悪質な〝人を欺く行為〟であったとしても、詐欺罪が成立せず 刑事的に対処してもらえないのであれば〝その部分〟を上手に利用して返金に応じさせる事もできません。

言い方を変えれば、詐欺罪で動いてもらえない場合には
「詐欺被害金も取り返せず、相手を懲らしめる事もできない」
という、まるっきりの〝泣き寝入り〟になるケースが非常に多いのが現実です。


これは
「〝差押え〟できるもののない人にお金を貸して、完全に開き直られた」
状況と全く同じであると言えますが、そうなると実質的に
「〝弱み〟を見つけ、それを上手に利用する」
しか打つ手はありません。

このような人間だからこそ 一つや二つ〝弱み〟があるものなのですが、逆に言えば〝弱み〟を見つけない限り 諦めるしかなくなるという事になると思います。

〝弱み〟を見つける方法としては、例えば
◾️勤務先を判明させる
(弁護士はやってくれませんが、弊社では可能)
◾️親兄弟や妻子など 親族の現住所を把握する
(条件さえ揃えば 弁護士でもやってもらえると思いますが、弊社では安価で可能)
◾️土地建物など 所有している不動産の有無、その所在地を調べる
(弁護士はやってくれませんが、弊社では可能)
◾️その他 何らかの〝弱み〟を掴む
(弁護士はやってくれませんが、弊社では可能)

 

などの作業が必要になってくると思いますが、ほとんどの方がこの作業を怠るので、泣き寝入りせざるを得ない状況に陥っているという実態があります。


私は その全てをひっくるめて〝詐欺師〟だと思いますが、敢えて〝詐欺師〟を
「詐欺罪に問える事をした人物」
とするのであれば
「詐欺罪に問われないように人からお金を騙し取る人物」や
「最初から返さないつもりでお金を借りる人物」
は〝詐欺師的な人物〟という事になると思います。

むしろこの「詐欺師的人物」の方がよっぽどタチが悪く 悪質であるとも言えるのですが、この〝対 詐欺師的な人物〟に関するお問い合せが非常に多いので、弊社では とても力を入れて対応させていただいております。

最後にもう一度お伝え致しますが、このような〝詐欺師〟や〝詐欺師的人物〟に開き直られた場合
「弱みを見つけ それを上手に利用する」
しか 回収成功への道はありません。

 

 

 

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