交渉同席などについて

「投資詐欺 / 加害者の住所特定」 

一昨日 対応した案件は「SNS経由での恋愛感情を利用した投資詐欺」です。

 

投資詐欺に限らず、相手の恋愛感情を利用して「お金を巻き上げる」というケースは非常に多く 代表的なものが「結婚詐欺」ですが、最初から投資に勧誘する目的でSNSや出会い系サイトなどで近づきます。

 

赤の他人より信用してもらいやすく、お金もより多く引っ張れるという事から、まず「恋愛ありき」を装うわけです。

 

特に最近の20代くらいの若い人は〝ノリ〟のような感じで、言葉巧みにスマートに 相手に違和感を感じさせないよう上手に投資に引き込みます。

 

その後「これ以上お金を引き出せない」または「これ以上配当がない事の言い訳ができない」と悟るや、プツっと連絡が途切れるわけです。

 

 

男性が加害者のケースと女性が加害者のケースがありますが、共通して言える事は 比較的容姿端麗であったり清潔感があります。
一昨日 調査させていただいた案件は、女性が被害者のパターンで ほぼ四桁の被害金額でした。

 

事前に弊社の方で 加害者の携帯電話番号から住所を割り出しており、その住所に実際に住んでいるかどうかの確認に行って参りました。

 

対象がいい加減な人物の場合、住所をコロコロ変えているような場合、またはこのような詐欺師のような人物の場合は、住所が判明しても 実際には住んではいないところに住所だけを置いているようなケースが多いです。

 

よって 現地に行って実際に住んでいるかどうかの確認が必須となってきます。

 

 

携帯電話番号から判明させた住所は実家であったため、詐欺師が実際に親と実家に住んでいる可能性は低いと考えられました。
そこで 実家に住んでいない事を確認後、今後はその実家から住民票を追いかけて「現住所」を判明させるつもりでいました。

 

一昨日その実家へ行き インターホンを押すと、母親らしき人が対応しました。
そこで「○○さんご在宅でしょうか?」と言うと
「ちょっと待って下さいね。」と言われ
ひょっこり本人が出て来ました(予め本人の画像を頂戴しております)

 

そこで、加害対象本人である事、実際にそこに住んでいる事を質問し確認し、
「○○さんのご依頼で、あなたがここに住んでいる事を確認に来ました。
心当たりがありますよね?
近々に 本人なり弁護士から連絡があると思いますので、対応を宜しく」
と伝えると、ガクッと肩を落としてコクリと頷いたので、腹を括って観念したようには見えました。
(この時のやり取りは 録音してご依頼者様にお聞かせしました)

 

法的に 弊社が直接請求をするわけにはいかないのですが、この時訪れる人物の「押し出し」「無言のプレッシャー」などが意外と重要な事もあり、その後の成否を大きく左右する場合もあります。

 

 

人に貸したり預けたりするお金が戻らないと「詐欺に遭った」と騒ぐ方が多いのですが、実はその多くのものが「詐欺罪」としての立件は不可能です。

 

特に「投資詐欺」はその傾向が強く、詐欺師もその辺はよく心得ているので、大概は一度や二度の配当があります。
その点でも「最初から騙す気であった」事の立件は難しくなり、加えて 被害者側にも「楽をして儲けようという下心」があった分 警察の腰も重いです。

 

しかし 今回は詐欺罪が成立する案件だと思われ、しかも実家も(親も)比較的しっかりしているようでしたので、恐らく返済に応じるものと思われます。

 

あとは実際に請求を掛けるだけとなりますが、かなりの高額なので、実質的には「返済方法」が焦点となってくると思います。

 

 

特に SNSで持ち掛けられる投資は
「ほぼ詐欺的案件である」
と思っておいて間違えないと思います。

 

 

 

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