交渉同席などについて

「お金を返してくれない・お金を支払ってくれない / 回収成功率と勤務先の質 」

貸したお金を返してくれない、商取引、損害賠償・慰謝料、養育費などの請求したお金を支払ってくれるかどうかの 一番分かりやすい指標が【勤務先の質】となります。

 

現状で支払いを拒否されているような場合は、究極的には 〝それで大勢が決まる〟と言っても過言ではありません。
(もちろん 例え勤務先の質が悪くても 諦める必要は全くありません)

 

私は まず一番最初に
・相手との元々の関係性
・貸している(支払ってもらうべき)金額
・証拠の有無
・現在 連絡が取れるのか否か?
・氏名・住所・勤務先・携帯電話番号・実家など、どこまで相手の情報を把握しているのか?
をお伺いするのですが、最後に必ず「勤務先はどのようなところか?」を確認します。

 

例えば 一部上場企業にお勤めの方などは、せっかく入社した〝条件のいい会社〟を辞めたくないと考えます。
そのため 極力〝トラブル〟を避けようという意識が働き、万一「給料の差押」(強制執行)などされたらマズいので、その前の段階で問題を解決しようとするわけです。

 

その逆で、無職の方 生活保護受給者の方などはもちろん、いつ辞めても構わないような会社にお勤めの方は、当然 そこに対する意識は低くなるわけです。
最悪「給料の差押え」をされた場合は その会社を辞めてしまえばいいわけで、債権者とすれば〝再就職〟するのを待ち「勤務先調査」からやり直さなければなりません。

 

私の経験上 男女を問わず水商売関係、風俗関係、建築関係、運転手さん関係は、比較的 回収成功確率が低くなります。
その中でもダントツなのが ホストや風俗嬢となりますが、そもそもまともに申告はしていないでしょうし、奇跡的に差し押えができたとしても 相手は店を変わればいいだけの話になります。

 

あと一番厄介なのが 自営業(個人事業主、フリーランス)の方なのですが、これらの方々の〝収入〟は法的に〝給与〟には当たらないので、会社員や公務員の給与のように差し押さえる事はできません。

 

全てのケースにおいて 最終的には財産や給料などを差押さえるしかないのですが、財産もなく 所得を差押する事ができない以上、実質的に「銀行口座を差押えるしかない」という事になります。

 

 

もちろんの事、相手の〝人間性〟などによるところが大きいのですが、もしその相手が開き直った場合 差し押えられるものの何もない人は、事実上「民事的には怖いものなし」となります。

 

一昔前まで、そのような相手に対する債権回収で暗躍したのが暴力団です。
いまだに普通に「そういう人に頼もうと思っている」と言う方がおりますが、今そんな事をしたら 依頼をした方も逮捕される可能性があるという事を充分ご理解下さい。

 

差し押さえられる財産も給与所得もない相手が 完全に開き直った場合は、弁護士も完全にお手上げとなります。
もちろんの事、明らかな「詐欺」などの〝犯罪〟でない限り 警察には何も出来ません。

 

最終的には「差押さえられるものの有無」「勤務先の質」が全てを決めるような場合も少なくありません。

 

 

私も15年以上前に、信用していた人間に個人的に 400、500、1000超を貸して逃げられています。
数年以内に三人とも捕まえて 現在も二人には毎月とても少ない金額を返してもらっていますが、一番信用していて とても可愛がっていた1000超の後輩には「ガンだから もう先が長くない」とワケの分からない事を言われ、何もかもが嫌になり 事実関係も確認せずに諦めました。

 

そんな事もあり 現在私は人にはお金を貸さない事に決めていますが、その〝選択〟をするのは自分自身であり、全て自己責任となります。

 

金銭の貸し借り、いかがわしい投資話、商取引、結婚などをする際は、「人間性」と「勤務先の質」を合わせ考えて、慎重に相手を選ばなければならないという事になります。

 

 

 

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