交渉同席・ボディガードについて

「〝覚悟〟を決めた上での別れ話 / 男女の別れ際のトラブル」

一昨日 群馬県高崎市でまた「男女トラブル」の末に女性(30歳)が刺殺されるという痛ましい事件が起こりました。

 

恐らく「別れ話のもつれ」だと思いますが、この加害者は多分最初から
「最後にもう一度だけ気持ちを伝えて、それでも断られたら殺してしまおう」
と覚悟を決めていたからこそ 刃物を用意していたのだと思います。

 

勝手に思い詰めて、相手が自分の思い通りにならなかったら殺すという、自己中心的極まりない 残虐非道な犯行です。

 

 

相手の報復を恐れて なかなかハッキリと別れを伝えられないような方も多いのですが、本件被害者としては 曖昧にして下手に期待を持たせるよりはキッパリ断った方がよいと考えたのでしょう。
「車に同乗した」事から考えれば まさか殺されるとは夢にも思っていなかったと思います。

 

本件トラブルに関して 既に4回も警察に相談していたそうですが、警察としてもいきなり殺されるという事は予想できず、刑法に触れていない段階で相手を拘束するわけにもいきません。

 

「ストーカー」でも「DV」でもそうですが、危険度レベルが1、2、3…と段階的に上がっていくのであれば対処の仕様もあります。
しかし このようにいきなり危険度マックスにスイッチが入るケースもあり、このような「突発的な犯行」を抑え込むのは いくら警察でも不可能です。

 

相手が「もう自分はどうなってもいい」と自暴自棄になった時が一番危険な状態となりますので、最も重要な事は
【現状の相手の危険度を察知する】
事となり、そこを読み違えるとこのように最悪の結果にも繋がってしまいます。

 

相手の性格、言葉の端々、細かな表情の変化などをよく見ていれば、大概は察知できるとは思いますが、このように予兆なしでいきなり豹変する場合もあるので 充分注意しなければなりません。

 

 

「男女の別れ際」にトラブルになるケースは 本当にとても多いです。

 

相手が〝別れ〟に応じてくれず
⚫︎お前に(親兄弟に)危害を加えてやる
⚫︎お前の秘密をバラしてやる
⚫︎死んでやる
⚫︎お前のために使ったお金を返せ
⚫︎貸しているお金を返せ
⚫︎一緒に暮らしていた時の生活費を払え
⚫︎子供を置いて出て行け
⚫︎ペットを渡せ
⚫︎お前の荷物は全て捨ててやる

 

など様々な文言で脅されるケースが多いのですが、これは要するに
「俺と別れるのなら 嫌な思いをさせてやる」
「苦しませてやる」
「幸せを奪ってやる」
という歪んだ感情からくる 嫌がらせ以外の何ものでもありません。

 

経験のある方も少なくないと思いますが、そのほとんど全ては対抗し〝潰す〟事が可能ですので、決して相手の言いなりにはならないで下さい。

 

 

弊社では このような事態に直面した場合の「証拠の取得」から「対処法ご教示」。

加えて「交渉同席」「ボディガード」「カウンセリング」まで対応させていただいております。

 

男女の別れ際のトラブルでお困りの際は、是非お気軽にご相談下さい。

 

 

※ 先ほど 相手の男(36歳 妻子持ち)の死亡が確認されたようです。
自殺である事は間違いないでしょうが、恐らく「不倫関係のもつれ」なのではないかと思います。

 

 

 

交渉同席・ボディガードについての一覧に戻る
ページ先頭へ戻る