ストーカーについて

「浮気の代償 / 開き直った女性の強さ」

一昨日の夏、東北の某県の方へ泊まりがけで 一週間に及ぶ浮気調査を行いました。


調査を進めると、会社経営者の旦那さんは もう既に会社のそばにアパートを借りて女を住まわせ、半同棲状態でした。


一週間の調査中に かなり遠方への不倫旅行(温泉旅行)へも出掛けており、それも尾行(往復約500km)をして キッチリ証拠を取得させていただきました。

一週間を掛けて
⚫︎浮気相手の特定
⚫︎浮気相手の住まいの特定
⚫︎浮気相手の住居への〝出入り〟の証拠の取得
⚫︎温泉旅館への泊まりがけの旅行の証拠の取得(旅館への〝出入り〟)
とほぼ完璧に調査を終えました。


本件は ご依頼者様(奥様)に離婚の意思は一切なく、あくまでも
◾️不倫相手への慰謝料請求
◾️今後 不倫関係を続けている事が判明した場合のペナルティの設定
◾️何はともあれ 不倫相手と別れさせたい
という事が目的というお話でした。


これによって充分証拠が揃いましたので、さあこれから旦那さんと不倫相手に対する反転攻勢の開始だという段になって、いきなりご依頼者様の様子がおかしくなりました。


浮気をされている側の女性の心理としては
□ 旦那さんを愛しているので、絶対に取られたくない□ 浮気をする旦那さんが許せない
□ 旦那さん云々と言うより、不倫相手に負けている状況が許せない
□ 人のものを取る女、不倫をする女が許せない
□ もう既に旦那さんには愛想を尽かしているので、お金を取れるだけ取れればいい
などがあると思います。


本件は一番上のパターンである事がヒシヒシと伝わっていたので、取得した証拠を確認していただく度に ご依頼者様が不安定になっていくのを感じていましたが、調査を完了した瞬間に何もかもが嫌になってしまったように感じました。


その後 何度かお伺いを立てたのですが、ご本人に戦う気力が湧かない以上 あまりしつこくするわけにも参りませんので、そっとしておいて差し上げようと こちらからの連絡を差し控えさせていただいておりました。


この間も二、三回は連絡を取り合っていたのですが、先日久々にご連絡をいただいたき、その後の流れとして
旦那さんがその不倫相手に子供を産ませる(私が調査を行った時には もう既に妊娠していたようです)

旦那さんと完全に別居(婚姻費用はガッチリもらいながら)

旦那さんと不倫相手の破局(原因は不明)

再度 旦那さんとの同居を開始したけれど 完全に家庭内別居状態で、継続して月々3桁の婚姻費用を払わせている
というお話でした。


旦那さんは現在まだその子供を認知していないそうですが、奥様は
「どうせ離婚をするのだから遺産も何も関係ないので、とっとと認知すればいいのに」
と仰るほど〝強く〟変貌を遂げており、少々驚きつつも 頼もしくも思いました。

これから旦那さんと不倫相手に対する攻撃を本格化させるわけですが、完全に
「離婚する前に旦那さんを地獄に落とす」
という方向に考えをシフトされており、実際に 旦那さんはもう八方塞がりでどうにもならない状況なので 身ぐるみ剥がされるような結果になると思います。


本当の意味でのハッピーエンドとはいきませんでしたが、何であれ ご依頼者様がお元気に 前向きになられた事はとてもよかったと思いますし、正直この状況を痛快にも思います。


世の男性諸氏も、何事も大概にしておかないと、開き直った女性ほど強い(怖い?)ものはないと思います。


※ このようになったのも 旦那様がある程度の収入がある(ある程度の会社に勤めている)または 財産があるからこそのお話です。
収入がない(いつでも辞められるような会社に勤めている)または財産がないような場合は、こうは上手くはいきません。
最初から離婚をする事を前提として結婚される方はまずいないでしょうが、そういう意味でも 結婚相手は慎重に選ぶべきだと思います。

 

 

 

 

↓動画

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