ストーカーについて

「DV男からの脱却 / 元カレからの脅しとストーカー行為」

彼氏(夫、妻、彼女)から脅されて別れられないようなケース、脅されて復縁を迫られているようなケースが とても多くなっております。

 

あれだけ社会問題となり これだけ〝DV防止法〟や〝ストーカー規制法〟の法整備が整ってきても、いまだに信じられないような酷い「DV」や「ストーカー」の被害相談を承る事もあります。

 

DV彼氏からの暴力で 過去に骨折までさせられていて、一旦は別れる事ができたのですが、現在 脅されつつ復縁を迫られている状況だというご相談をいただきました。

 

ご依頼を賜った次の日に 遠方の実家に帰る算段だったのですが、その日の晩に「復縁のための話し合いをしよう」と会う事を強要されていて「どうするべきか?」というご相談でした。
(その彼氏には 実家に帰るのを先延ばしにするよう求められていたので、まさか次の日に帰るとは思っていません)

 

過去に 一緒にその実家にも行っていて住所を知られており、敏感に何かを感じた相手から
「実家も知ってるからな。俺は捕まってもいいんだから、殺す事なんて簡単だぞ。」
とガッチリ脅されています。

 

普通に考えて「警察に相談して 警告を出してもらえばいいのに」と思われる方もおられると思います。
しかし〝相手の本気度〟や〝相手のイカレ具合〟によっては、警察に相談した事によって または警告が出た事によって逆上し、致命的な結果を招く可能性もなくはありません。

 

警察で効果を期待できない相手という事になれば、弁護士からの通達など全く無意味なものとなりますが、この世の中
「失うものが何もなく、ヤケクソになった相手」
ほど怖いものはありません。

 

実際にその男は いくつもの逮捕歴(粗暴犯)があり、その都度全く懲りていないような状態だったので、警察に相談できないご依頼者様のお気持ちは充分理解できます。

 

 

ご依頼者様とも相談しつつ 思案を重ねた結果、とりあえずその晩の〝話し合い〟には行っていただいて、しっかり録音をしつつ どのような約束を交わすかはご依頼者様にお任せしました。
(とりあえず 相手の要求を受け入れなければ危険ですし、どうせ守らないつもりなので 約束の内容はあまり重要ではありません)

 

その結果、半ば強引に
⚫︎復縁する。
⚫︎実家に帰った後も こまめに連絡をする。
⚫︎その男が「来い」と言ったら、何がなんでも会いに来る。
の三つを約束させられたそうです。

 

その次の日の引越しは、相手の家も近い事から、本来であれば 万一に備えて私も立ち会わせていただくのですが「親が来てくれて、一緒にいてくれるから大丈夫です」との事でしたのでお任せしました。

 

その日のうちに無事に引越しが終わりましたが、これからが本当の勝負となります。
しばらく様子を見ながら その都度その都度 最も効果的と思われる対応をしていく事になります。

 

かなりの遠方とはいえ「何らかの形で 一度は実家に来ると思っておいて下さい」とお伝えしておきました。

 

 

これらのお話は 結婚をしている夫婦間でも同じ事ですが、このように〝DV〟と〝ストーカー〟がセットになっているパターンは 正直とても多いです。

 

特に20代くらいまでのカップルには このように男女の別れ際に
「相手を脅かして 別れられないように仕向ける」
という事が非常によくあるのですが、ほとんどの場合は「言っている脅し文句はハッタリ」であると考えられます。

 

しかし 稀に本気である場合もあるので「相手の本気度を見極める」のが最も重要な事となり、そこを見誤った人たちが ニュースに出るような結果になってしまうという事になります。

 

私は〝先制攻撃〟を掛けるべきだと思ったのですが、ご依頼者様のご意向で とりあえず現在は「待ち」の状況です。

 

私は もうある程度その男の事を見切っているので、効き目のありそうな対応策をいくつか練ってあります。

 

恐らく 遅くても1ヶ月以内には全面解決できるものと思います。

 

 

 

ストーカーについての一覧に戻る
ページ先頭へ戻る