ストーカーについて

「恐喝 / 美人局 」

いきなりリアルな話ですが、先日ご依頼をいただいた案件は、まず 出会い系サイトで知り合った女性に
「〝口〟で6,000円」
という話を持ち掛けられたそうです。


その女性は口頭で〝21歳〟と言ったそうですが、その話に乗り 何度か会っていると、ある日突然 三人の男に取り囲まれ
「俺の女に手を出したな。どうしてくれるんだ?」
だとか
「彼女は未成年だ。警察沙汰になりたくなければ示談してやるので誠意を見せろ」
だとか
『「車を没収」か「この場で暴行」か「このまま連れ去って漁船に乗せる」か「金銭」か、そのどれで解決させるか選べ 』
と選択を迫られ、致し方なくお金での解決を申し出たそうです。

江戸時代ではあるまいし、笑ってしまうほど丸出しの「美人局」(つつもたせ)という手法なのですが、明確な 恐喝罪に該当する行為となります。


そもそも 法的には、婚姻前の男女間で「俺の女だ」という主張自体認められませんし、大体にして 自ら積極的にこの〝契約事〟を持ちかけたのはその女の方です。
全くもって「よく言うよ」というレベルであり、相手の幼稚さが垣間見れるので、そのご相談をいただいた時点で 楽勝だと感じていました。



ただし、張本人の女と 男3人の合計4人の加害者全員の、住所も氏名も 携帯電話番号さえも知らないという事でしたので、それなりにズル賢い部分も持ち合わせているようでした。
(出会い系サイト内のDMと、相手から非通知で電話が掛かってくる形で連絡を取っているようでした)


事前の確認のために とりあえず警察に〝相談だけ〟していただいたところ、一応やる気は見せながらも
「そのような状況では、相手の特定が難しいと思うので、とりあえずもう少し様子を見てみては?」
と言われたそうですが、それは要するに
「とりあえず、あまりやる気がない」
という事だと受け取りました。
(これが強盗事件や殺人事件などであれば、警察はアッという間に犯人を特定します)


これで「最終的には警察に頼る」という事ができない事が分かったので、頭を使って策を練り、見事一発で相手を黙らせ 不当な要求をやめさせる事に成功致しました。


ご依頼から 実質半日も掛からず全て終了です。

 

 

 

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