カウンセリング
本件依頼者は東北に住んでいる女性で、相手は九州に住んでいる男性です。
ネットのゲームサイト(ゲームアプリ?)で知り合った相手に10万円借りた上に、ワケの分からない人物相手に ペラペラと余計な事を喋って
「勤務先の規則で禁じられている、会社の同僚との同棲」
という〝弱み〟を握られていました。
相手は依頼者に対して(会った事もないのに)一方的に恋愛感情を持っており〝貸した10万円〟とその〝弱み〟を使って
⚫︎常にGPSで位置情報が分かる状況にする事
⚫︎男関係は全て断つ事
を科し、その上で〝会う〟事を強要して来ました。
即答をせず躊躇っていると
「◯◯(会社の同僚)と一緒に住んでいる事を、会社にバラすぞ」
と脅され 渋々飲んだのですが、当日ドタキャンをしたら
「お前に会うために仕事を休んだんだから、日当分として30万円払え」
と上乗せされ、それ以降〝40万円〟請求される事になりました。
その後も
「会ってくれたら、元々貸していた10万円は、半額の5万円にしてやる」
などと しょーもない事を言っていたのですが、それも拒否したら とうとう本当に会社に電話をして来て
「◯◯さんにお金を貸しているのだけど、返してくれなくて困っている」
という事を告げられたそうです。
(◯◯は◯◯なりに 頭を使って〝同僚との同棲〟は〝最後のカード〟として取っておいたようです)
※これらの行為は 脅迫罪・強要罪・恐喝罪、ストーカー規制法違反、威力業務妨害罪・名誉毀損罪などに該当する可能性がありますが、その相手は◯◯すぎて 自分が悪い事をしているという認識は一切ありません。
そこで焦った依頼者から その日に相談をいただいたわけですが、こちらは土日で休日である上に 他にもたくさん仕事があり忙しいのに、その瞬間から 一日中もの凄い勢いで急かされ続ける事になります。
限界ギリギリになって相談をしてきて、その上もの凄い勢いで急かせる人というのは、私の経験上 ロクな人がないのですが、とても困っておられたようなので
(契約書を交わす時間がなかったので)
LINE上で簡略的に契約を交わし、費用は二の次にして、他の案件を全て後回しにして 最優先で対応して差し上げました。
当初〝全て証拠は残っている〟というお話でしたが、いざ蓋を開けてみると 全く証拠がなかったので
〝脅されている事などの証拠を取得する〟
事から始めなければならなくなりました。
(これも〝ロクでもない人〟の特徴です)
ガンガン急かされながら 午前中も午後も散々やり取りをさせていただきましたが、いよいよ〝相手との対決〟するために 夜10時過ぎから夜中の3時過ぎまで 5時間ベッタリと付きっきりで対応させていただきました。
相手が普通の頭を持っている人であれば、すぐに〝自分の立場〟を理解できるので アッという間に終わる話なのですが、脅すだけ脅して無理矢理約束させたのに
「会いに来ると言ったのに会いに来なかったのは、詐欺罪に該当する」
と(恐らく本気で)言ってみたり、〝会う〟ための脅す材料として散々利用したクセに
「会社の規律違反を通報するのは、正当な行為だ」
と、今さら善意の第三者ぶって(恐らく本気で)言ってみたり、いよいよ自分の主張が通らないと悟ると 悔し紛れに
「事前に約束がなかったとしても、15〜20%の利息を請求できる」
と 勝手に法律を作って(恐らく本気で)言ってみたりと、ワケの分からないメチャクチャな主張を連発するので、それを一つづつ丁寧に潰していく作業が必要になりました。
※ この手の輩は、どこで中途半端に読みかじった知識か知りませんが
〝自分に都合がいいように 勝手に法律を作る〟
という事を、大得意としています。
いよいよ対抗する術がなくなった最後の最後には、依頼者に好かれたい一心で 勝手に送金してきた
「2万円+3万円=5万円」
の攻防となったのですが💧その主張も叩き潰すと
「じゃ 2万円はいいけど、交通費に使った3万円は返す義務がある。
交通費に使った証拠があるからな。」
というトンチンカン極まりない ◯◯丸出しの主張をしていました。
※当たり前の事ですが、嘘をついたわけでもないので、贈与されたお金を何に使おうが そんな事は一切〝返済義務〟とは関係ありません。
更に驚くべき事に、その最後の悪あがきも呆気なく退けられると、よほど悔しかったのか 加害者の立場でありながら、夜中の2時過ぎに 最寄りの「警察署」(交番ではなく)に相談に行くという奇行に走りました💧
相談を受けた警察官も さぞや驚いた事と思いますが、当然の事ながら
「弁護士に相談して下さい」
(自分の都合のいい事しか言っていないでしょうから〝逆に叱責される〟という事はなかったようです)
と言われ、いよいよ観念するしかなくなった状況でした。
夜中の3時過ぎまで5時間掛けて スマホを操作する指が腱鞘炎になるほど対応させていただき、次の日改めて〝解決〟を確認した瞬間から 約2週間経つ今現在、LINEの既読すらもつかず この依頼者と一切連絡が取れなくなりました。
やり取りをしている中で
〝この人も相当ヤバい人だな〟
とは感じていましたが、まさかここまで酷い人間だとは思いませんでした。
要するに〝どっちもどっち〟または〝似たもの同士〟だったという事だと思いますが、この依頼者も 私に対して自分に都合のいい事しか言っていないのでしょうから、相手側があそこまでワケの分からない事を言いながら あそこまで怒っていたのには、何らかの同情すべき理由があったのかもしれません。
もう 例の勤務先は〝ほぼ辞めている〟ような状況のようでしたが、恩を仇で返すような人間は絶対に許せませんし、債権回収のお手伝いもさせていただいている立場上 このまま放っておくわけにはいきません。
微々たる金額なので 現地に行った時点で赤字になる事は確定的ですが、必ずやギャフン言わせた上で 回収をさせていただきます。
このように 手がつけられないほどグシャグシャになっているトラブルは、大概
〝この手の人同士〟
のものなのですが、過度に判断力がなく 短絡的で 非常識な人同士のトラブルというのは、ごく自然な流れとして 非常に解決が困難なものになりがちになります。
それを解決させるのは〝普通の人同士〟のものと比べると 何倍も何十倍も手間が掛かるのですが、このようなトラブルに至っている当事者同士では、まず間違いなく解決は不可能だという事になると思います。



