「男女の別れ際のトラブル / 同棲解消時のトラブル / 別れてくれない 」

「男女トラブル」の中でも多いのが〝別れ際のトラブル〟となります。

⁡
仲のよい時にはトラブルになりにくいので 当然と言えば当然なのですが、トラブルになってから「もうこれ以上 この人とは付き合えない」と思って別れるパターンと、別れる事になってからトラブルになるパターンがあると思います。

⁡
やはり一番多いのが〝金銭トラブル〟となりますが、別れた相手（別れる相手）なんかどうでもいいと思うのか、最も多い
◾️貸したお金を返してくれない
◾️借りたものではないのに「返せ」と言われている
この二つのパターンに加えて、同棲をしている男女間の場合
◾️約束をしていた〝同棲〟に関わる費用（家賃、水道光熱費、生活費等）を払ってくれない
が非常に多く、中には

◾️自分の荷物を返してくれない
◾️お金を盗まれた
◾️クレジットカードを勝手に使われた
などのご相談も少なくありません。
⁡

あと ごく稀に
◾️飼っていたペットを渡してくれない
などのものもございます。

⁡
ペットの部分に関しては 通常はそのペットを買った人に所有権があるように思いますが、その他の部分に関しては 一番重要なのが
「それらの契約（約束）をした証拠があるのか否か？」
「それらの事実の証拠があるのか否か？」
という事になってくると思います。
⁡

⁡
もし それらの証拠がないのであれば、これからその部分の証拠を取るしかありません。

⁡
何に対する〝証拠〟でもそうですが、相手と連絡が取れる状況である（一方通行でも）か、もしくは相手の居所を判明させて接触する事ができれば、事後であっても頭を使って戦略的に事を運べば 証拠が取れる可能性があります。
ただし、ほぼワンチャンス（一発勝負）ですので、慎重に用意周到に事を運ぶ必要が出てきます。

⁡

「〝お金を貸している〟証拠の取得 /〝事後〟に証拠を取る 」

⁡

⁡
特に〝別れを切り出された方〟は、別れる事自体が面白くないので、腹いせの意味も込めて「じゃ、金も払わない」とか「じゃ、あれを返せ」となるのだと思います。

⁡
しかし 法的に支払義務のあるものは 粛々と請求すればいいだけの話ですし、法的に支払（返却）義務のないものは 全て無視をすればいいだけの話だと思います。
⁡

〝それでも支払わない〟または〝それでも支払い（返却）を迫る〟場合は、粛々と法的対抗手段を講じるだけの話になると思います。

⁡
⁡
ある程度お付き合いが長くなると〝相手の ほとんど全てを知る〟〝相手に ほとんど全てを知られる〟という事になりがちですので、弱みを掴んでいる気になって どうしても〝相手をナメる〟〝相手にナメられる〟という状況が生まれやすくなります。
⁡

ナメているからこそ 相手はそのような対応をするワケですが、まずはその〝ナメられている状況〟を打破する作業が必要になってくると思います。
⁡

この手のトラブルの中でも最もタチの悪い
「別れたいのに 別れてくれない」
など、全くもって論外となります。

⁡
絶対にそんな事があってはいけないので、相手が精神異常者でない限り あっという間に解決させる事ができると思います。
⁡

⁡
「立つ鳥 跡を濁さず」ということわざがありますが、人間〝別れ際〟にこそ その人の人間性が現れると言ってもいいと思います。

⁡
正直なところ、実際にお話をお伺いしている中で
「よくそんな人と同棲をしていたな」
「最初からそのような人であれば、そうなるのも当然だよね」
と思うような事も少なくありません。

⁡
「恋は盲目」とも言いますが、男女トラブルも〝判断力〟さえあれば そのほとんどのものが回避できると思いますので、お付き合いを始める時は まずしっかりとその相手を見定める事が重要だと思います。