カウンセリング

「〝ホス狂い〟からの脱却 」

男を破滅させるものとして 一昔前まではよく
「飲む(酒)打つ(博打)買う(女性)」
と言われておりました。

 

酒を飲むのも博打を打つのも まるっきり自分主導なので、全ての責任は己にあると言ってもいいと思います。


しかし 女性(異性)に関しては、あくまでも相手のある事ですので、自分主導とは言えないケースも多く、上手に相手に利用されているようなケースも少なくありません。


相思相愛であったとしても〝思いの大きさ〟は異なるケースが少なくないでしょうから、ある程度の〝貢ぐ〟〝貢がれる〟はあって然るべきなのだと思います。


しかし 結婚詐欺(ロマンス詐欺)ギリギリの あまりにも汚いやり口のものも少なくなく、その手のご相談が非常に多くなっております。


その最たるものが「ホスト」なのですが、彼らの最終目的が
「風俗に沈めて(簡単に稼げるので)その給料を搾り取る」
事であるような面もあるので、最も〝タチが悪い〟と言ってもいいかもしれません。
(援助交際やパパ活などをさせられている女性も少なくありません)


男性は そこまで夜の女性に入れあげるという事はないと思いますが、何故かホストにハマった女性というのはトコトンハマる傾向が強く、ホストの思惑通り ホストに貢ぐために風俗の道を突き進んでいるような女性は 皆さんが思っている以上に多くなっております。


特に コロナ禍になってから随分と増えたようですが、風俗での稼ぎが〝ホスト通い〟に追いつかなくなると、今度は自分のお客さん(男性)を騙すような行為に及ぶ女性も少なくなく、こちらのケースのご依頼も もう数え切れないほど頂戴しております。
(現在も四件抱えております)

ご本人は 自分の目的を達成するために突き進んでいる事なので、ご本人から相談を受けるのは〝騙されたと気づいてから〟または〝とんでもない暴力を受けてから〟などなのですが、何をどう考えても好ましくない方向に 家族が突き進んでいるのを目の当たりにしているご家族は たまったものではないと思います。

「娘が(姉妹が)ホストにハマっているので、どうにかならないか?」
という現在進行形のご相談をいただくのは 大概ご家族なのですが、ホストに狂うのも 風俗で働くのも合法ですので、本人の意思が固い場合は なかなか難しい対応となります。



去年の夏 関西の方で 妹さんの「ホス狂いから脱却」のご依頼を賜り、早速現地へ飛んで対応させていただきました。

真夏の大阪で5日間に渡り、証拠の取得、ホストの住所の特定、ホストの女(真剣に付き合っている)の住所の特定、その間に家出をした妹さんへのケア(対処法ご教示)と 難解を極めた案件でしたが、見事に〝ホスト依存〟からの脱却に成功させていただきました。


昨日 その件のご依頼者様に、その後の様子を伺うためにご連絡をさせていただき、改めてお礼のお言葉を頂戴致しました。

 

 

 

カウンセリングについての一覧に戻る
ページ先頭へ戻る