カウンセリング
弊社が頂戴するDV被害者の方からのご相談で多いのが、受けているDV被害を羅列して終了するパターンです。
せめて「その上で どういう対処法がありますか?」と聞かれれば お答えの仕様もありますが、〝事実関係のみ〟を伝えて終了しては 単なる愚痴の類になってしまいます。
DVというものは、被害者の意思によって全く対処法が変わってきますので、そのDV被害に対して
「それで、ご自身はどうしたいのか?」
というところまでお伝えいただきますよう、宜しくお願い致します。
大別すれば【直接的暴力の有無】が大きなポイントとなりますが、一般的にDV被害者としては
◾️相手のDV行為をやめさせたい
◾️相手の逮捕を望む
◾️慰謝料を請求したい
◾️離婚(別居)したい
という選択肢になるかと思います。
改めてこちらから 上記の選択肢をご提示した上で「ご自身はどうされたいのですか?」とお伺いすると、大概は「やめてもらいたい」という一言が返ってきます。
相手にDV行為をやめさせるには、通常は 取りあえずご夫婦で根気強く話し合うものですが、そもそもDV被害を人に相談している時点で 素直に話し合いに応じるような相手ではないのでしょう。
話し合いに応じないという事は、平和的に解決するには もう第三者に間に入ってもらうしか手はありません。
親、兄弟、友人、職場の上司などでもいいでしょう。
間に入ってもらえる適任者がいないのであれば、他人に依頼するしかありません。
弊社でも【対処法ご教示】【交渉同席】【カウンセリング】(被害者、加害者共に)という形で対応させていただいております。
〝相性〟みたいなものもあるようですが、基本的にDVを行う人というのは それが「その人の生態」だとも言えます。
何をやってみても治らない場合は 逮捕させるなどの荒治療が必要となりますが、直接的暴力のないものはほぼ不可能なので、そうなると『離婚(別居)をするしかない』という事になります。
離婚(別居)されるのであればされるで、その後お一人で(またはお子さんと共に)生活していくにあたって、少しでも有利な条件で離婚(別居)ができるよう 事前に色々とやらなければならない事がございます。
それを怠ると 非常に不利な条件となり、後から後悔する事になると思います。
弊社では、それらの事に対しても 手厚くサポートさせていただいております。