カウンセリング
昨日ご相談をいただいたのは、ご自身が独身女性で相手が既婚者男性のパターンの不倫相手から 酷いDVを受けており、その上何度もお金を取られているというものでした。
その言い草も「また俺に殴られたくなければ金を出せ」と言われるそうで、刑法的にも DV防止法違反、暴行罪 傷害罪、恐喝罪にもあたるのではないかと思うくらい酷い案件です。
もちろん どのような立場であれ、不倫は倫理的に許されるものではありません。
不倫相手の奥様からすれば、相談者(未婚 既婚関係なく)も自分の夫と同罪です。
しかし 感情論でものを言わせてもらえば、自身が妻帯者でありながら独身女性を弄んでおいて、暴力を振った上にお金まで取るとは、人間のクズとも言ってもいいような男だと思います。
いくらでも対処法があると思いますので、とりあえず昨日はそれを全てお伝えしました。
一番気をつけないとならない事は、相手が奥んと結託して相談者に不貞慰謝料を請求してくる事です。
警察に被害者を出して相手が逮捕された場合 その可能性が出てきますので、相手の夫婦関係なども探りながら 戦略的に慎重に事を進めなければなりません。
相談者は
「相手を懲らしめてやりたいけど、金銭的に損はしたくない」
という事でした。
〝取られた〟お金も、法的には「贈与」か「貸与」か「脅し取られた」のか微妙な部分もあります。
もしかしたら こちらが請求する慰謝料や返金請求より、相手の奥さんから請求される不貞慰謝料の方が高くなる可能性もなくはありません。
それら全てをご説明し
「それらを踏まえた上で、ご相談者様がどうしたいのか?」
まだ迷いがあるようです。
とりあえずそのお返事を待ってみようかと思っておりますが、ご依頼をいただいた際には グウの音も出ないようにしてやりたいと思います。
「不倫相手との別れ」の際は、このようにトラブルになる事が非常に多いです。
トラブルどころか、グッチャグチャになってしまっているようなケースも少なくありません。
「不倫の清算」でお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。