ご近所トラブルについて
〝もらい事故〟的なトラブルもありますし、誰にでもちょっとした対人トラブル(個人間トラブル・男女トラブル)に見舞われる可能性はあります。
しかし 多くの人は〝トラブルをこじらせないようにする術〟を知っている、言い方を変えれば〝危機察知能力〟や〝危機回避能力〟があるので、そのほとんどのものが大事には至りません。
もっと言えば「トラブルになりそうになる」または「一つ間違えばトラブルに発展する危険性がある」という場面に遭遇する事は 誰しもほぼ日常的にあると思いますが、多くの人はそれに対する〝最初の判断〟(初動)を間違わないので、トラブルに発展せずに済むわけです。
「トラブルをこじらせる方」または「トラブルの解決難易度を高くする方」というのは、まずこの〝最初の判断〟(初動)を大きく間違えます。
まずはこの〝初動〟が重要ですので、この時点で〝解決不可能〟になるパターンもなくはないのですが、大概はまだリカバリーが効くものです。
しかし その後に訪れる
「トラブルの混迷化を回避するチャンス」
「トラブルを解決させるチャンス」
でも 次から次へとことごとく〝判断ミス〟を犯し、泥沼化 または解決不可能なまでにこじらせている方が非常に多いように思います。
「遅くてもその時点でご相談をいただいていれば…」
と思う事が非常に多いのですが(これは本当に多いです)解決させるチャンスでの判断を間違う事を続けると、まず間違いなく解決不可能になるものです。
私は常々〝判断力〟と〝常識〟の部分の話をしていますが、正直 ご相談をいただくかなりの初期段階で、その方の〝判断力や常識力の程度〟が分かってしまいます。
一番分かりやすい例として、夜中の0時〜朝6時などの非常識な時間帯に 当たり前のように電話を掛けてくる方が後を断ちませんが
(ご依頼済みの既存のお客様の緊急事態に備えて、勤務時間外でも携帯に電話を転送しています)
その時点で
〝相当判断力も常識もない〟
という事が分かり
〝相当しょーもない相談か、相当どうにもならないほど混迷化している事案である〟
という事も分かります。
または
「〝LINE ID〟しか知らない相手に大金を貸したんだけど、返してもらえない」
というような事を 半ギレ気味で言うような方も、全く同様となります。
(私に言わせれば〝自らの意思であげた〟のと同じです)
避けられたトラブルを混迷化させている方、または 年がら年中トラブルに巻き込まれる方(トラブルを起こす方)でも
「自分が判断力がない」
「自分が常識がない」
事を自覚するのはなかなか難しいかもしれませんが、勇気を持って 正しい判断をしてくれる人に 早い段階で相談をするのが、唯一のトラブル回避法かもしれません。
全ての「対人トラブル」に共通して、つい〝最初の判断〟を間違えて、トラブルに巻き込まれてしまうという事はあると思います。
しかし その多くの場合で、その後にリカバリーのチャンスは訪れます。
その時に
『そのトラブルの混迷化を回避するチャンス』
『そのトラブルを解決させるチャンス』
を逃さない事が最も重要となります。
もちろん 相手がある事ですので、色々と試す必要が出てくる可能性はありますが、そのタイミングや方法などが分からない方は お気軽にご相談下さい。