ご近所トラブルについて
何らかの「対人トラブル」(個人間トラブル)に発展した場合、その多くのものが〝お互いの主張が食い違っている〟という状況になっている事と思います。
どちらかが間違っているケースと 両方とも間違っているケースがあると思いますが、要するにお互いが
「自分の主張が正しい。相手の主張は間違っている」
と思い込んでいる状況なのだと思います。
お互いが相手を〝素人〟だと思っているからこそ、相手の主張は間違っていると思い込めるわけですが、だからこそ 法律の専門家である弁護士の主張には〝効き目〟があるわけです。
私は 業務上で幾度となく 弁護士からの請求(主張)を跳ね返した事があるので、弁護士の主張が全て正しいとは限らないのですが、〝正しいと思わせる力〟こそが〝弁護士バッチの力〟であるという言い方もできると思います。
重要なのは
「法的根拠に基づいた主張をし、完全に相手を論破する」
事と
「その主張を相手に納得させる」
という作業です。
世の中には何を言っても分からない〝分からず屋〟というものがいますし、完全に論破されている事に気づかない(気づく能力のない)人というのもおりますので、相手によっては難易度が高くなりますが、それも全て〝やり方次第〟となると思います。
現状で それらの行為をやめる(やる)意思のない相手を どう
「やめないと(やらないと)面倒な事になりそうだな」
「やめて(やって)しまった方が得策だな」
と思わせるかが重要となり、場合によっては相手の〝弱みを突く〟作業なども必要になってくるかもしれません。
理詰めで相手が言い訳のできない状態にして、相手に全面的に非を認めさせ、観念して こちらの要求に応じさせるよう 仕向ける必要があります。