金銭トラブルについて

「〝お互いに常識のない人同士〟や〝お互いに判断能力のない人同士〟の対人トラブル 」

とても常識的な人同士、または とても判断力のある人同士の場合は、ちょっとした問題があっても その多くの場合で〝対人トラブル〟を避ける事ができる(能力がある)と思います。


逆に とても非常識な人同士、または 判断能力のない人同士の場合は、ほんのちょっとした問題でも かなりの高確率で〝対人トラブル〟に発展する事になると思います。


〝非常識さの度合い〟〝判断能力のなさの度合い〟が高ければ高いほど、常人ではあり得ないような深刻な〝対人トラブル〟になりがちです。


片方が常識的な人で 片方が非常識な人、または 片方が判断力がある人で 片方が判断力がない人の場合、その解決難易度はケースバイケースとなると思いますが、「個人間トラブル」のほとんど全てのものが 少なくとも片方がそのどちらかに当てはまる人という事になると思います。



よくあるのが、元交際相手から(または 交際を解消しようとしている相手から)
「付き合っていた時にあげた物を返せ」
「付き合っていた時のデート代を返せ」
と言われて困り果てている方からのご相談なのですが、そんなもの返す必要がないに決まっているのに、要求している方も本気ですし、要求されている方も本気で困っています。

普通に断ればいいだけの話なのですが、そのようにアドバイスをしてもなお困っているので、更にツッコんで聞くと その後に
「パパ活(援助交際)で知り合った相手です」
だとか
「W不倫の関係です」
などの事を伝えられ
「なるほどね。お互いに常識も判断力もない人同士なのだろうけど、だからこそコジれているわけね。」
と悟るわけです。
(弊社にご相談をいただく個人間トラブルは、このような「トラブルそのもの+ややこしい事情」のような形である事が多いです)


それはもはや〝自業自得〟とも言えると思いますが、何であれ返却(返金)義務がない事には変わりはありません。

しかし 相手に
「パパ活(援交)をしている、ダブル不倫をしているという〝弱み〟を握られている」
という事から 強気に出れないケースなどもあるわけです。


しかし〝パパ活をする〟〝W不倫をする〟という判断をしてしまう人には、ほとんどの場合で
「そのような弱みを握られている事に〝対処する術〟は持ち合わせていない」
という事になるわけです。



とても常識的な人は 自然と非常識な人を避けるでしょうし、とても判断力のある人は 自然と判断力のない人を避けるでしょうから、どうしても 人というものは
「同性でも異性でも 似た様な人同士がくっつく(交流を持つ)」
ような形になりがちです。


正直なところ 弊社にご相談をいただく案件の7、80%が このような「お互いに常識がない」または「お互いに判断能力がない」ようなケースです。


〝対人トラブル〟に巻き込まれないために一番重要な事は「常識をわきまえる」事と「判断力を身につける」事であると断言できると思います。

 

 

 

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