浮気・不倫

「浮気・不倫」

まず 大前提として「不貞行為」は民事的に不法行為となり、浮気をされた配偶者には、不貞を働いた配偶者と その浮気相手に、慰謝料を請求する権利が発生します。

加えて、その不貞行為を行った配偶者は「有責配偶者」となりますので、以降(少なくとも10年以上)配偶者に対して離婚を求める事も、配偶者からの離婚を拒否する権利もなくなります。


不貞は、DV(直接的暴力があるものなど)と共に「離婚事由」となり得ますので、不貞行為をされた配偶者が離婚を求めれば、相手が拒否をしても 離婚が認められる事になります。

そこでまず 問題となるのが
【不貞行為の証拠の取得の難しさ】
です。
ごく稀に ご自身で証拠を取得される方もおられますが、よほど間抜けな相手でない限り 通常は調査会社(探偵社)に依頼しなければ、証拠の取得は難しいと思います。

そこで、その次に問題となるのが
【調査会社(探偵)の費用の高さ】
という事になります。
実際に 依頼者の〝どうしても証拠が欲しい〟という思いにつけ込んで、目玉が飛びだすほどの調査費用を請求されるような事もあるので、充分お気をつけ下さい。

「浮気調査」というものは、どうしても調査時間が長くなりがちなのは事実なのですが、その上 一般的には単価が非常に高く、更にその上に 当たり前のように3名とかの調査員を動員されますので、ヨーイドンで 100万円くらいは覚悟しなければなりません。

「以前依頼した探偵社に300万400万取られた」
という話は、ザラに聞きますが
「最初からSDIさんを知っていれば…」
というお言葉を、正直 何度頂戴したか分かりません。

弊社では、過去に一度だけ 100万円を少しだけ越す調査費を頂戴した事がありますが(長時間に及ぶ調査が15回ほど続いた 難解極まる調査でした)そのほとんどのものが30万円以内での証拠の取得に成功しておりますし、10万円以内で証拠の取得に成功した例も 数え切れないほどございます。


ここからは少々お話が脱線しますが、あくまでも私の個人的な〝感想〟です。

その是非はともかくとして、人間が動物である以上、この世の中から「浮気」や「不倫」がなくなる事は絶対にありません。


皆さん〝誰と誰がセックスをした〟という他人の下半身事情には興味があるので、それが有名人であったりすると 堪らなく関心を持ちます。

最近マスコミを賑わせた 広末涼子さんの件は、あまりにも自由奔放な感は否めませんが、お互いの本気度や覚悟を感じるので 私はそこまで嫌悪感は抱きませんでした。
(本気で覚悟があるならいいという問題ではありませんし〝その後の対応〟はかなり見苦しかったですが)

過去に 不倫を暴いたマスコミに対して「不倫は文化だ」と言い放った役者さんがいましたが、これはこれで そこまでの開き直り方に〝アッパレ〟という気持ちも なくはありませんでした。

むしろ、この方々は散々叩かれているのに、何故か 同じ芸能人である歌舞伎界にだけは不倫が許されている事に、違和感を感じずにはいられません。

「浮気調査」をさせていただいている身として 少々言いづらい事ではあるのですが、正直 一般の人(〝ほぼ公人〟の 政治家や芸能人などは別として)の浮気や不倫を、第三者として 必ずしも〝悪い事〟だとは言い切れない部分もなくはありません。

浮気調査を依頼されたご依頼者様に対しては、多少なりとも感情移入をしてしまうので、つい調査対象を憎んでしまうような面はありますが、第三者として 全面的に〝悪い人〟だとは言い切れない部分もなくはありません。
(そもそもが〝民事的被害者〟はあくまでも 本人の配偶者や浮気相手の配偶者ですので、他人がどうこう言う問題でもないと思います)

もちろん 法的(民法770条)には完全にアウトですし〝善か悪か〟と問われたら間違いなく悪ですし、その多くのものは実際に悪なのですが、それには色々な背景があると思いますので、その背景を知って初めて 本当のジャッジができるのではないかと思います。

つまらない話をしてしまいましたが、それと〝仕事〟とは全くの別問題となりますし、浮気調査をするにあたって〝浮気をした背景〟は一切関係ありません。

何であれ ご依頼を頂戴したからには、粛々と調査をさせていただき、最短での〝証拠の取得〟に全力を注がせていただきます。

 

 

 

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