「ストーカー即日撃退 / 相手の〝保身の度合い〟の見極め 」

先日、弊社での面談相談を経て「ストーカー被害」案件を受任致しました。

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久しぶりの〝ストーカー撃退〟案件で 腕が鳴る思いでしたが、ストーカーを撃退する事自体は そこまで難しくはなく、即日で瞬殺となる事も珍しくはありません。
（ストーカー側が女性である場合は、即日撃退は難しいケースが多くなります）

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しかし、最も気をつけなければならないのが その後の〝逆恨み〟なので、相手によっては 方法論を間違えると その後にご依頼者様が危害を加えられるような危険性も出てきます。
（ご存知の通り 思い詰めたストーカーに 殺されるような事例も枚挙にいとまがありません）

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このような「ストーカー」や「DV」や「脅迫」などの〝脅されてる系〟の事案の場合
「相手の〝保身の気持ちの度合い〟」
を見定める事が、とても重要になってきます。
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「保身の気持ち」が弱い人だからこそ、後先考えずに 逆恨みから復讐をするようなケースもあるわけですが、逆に「保身の気持ち」が強い人の場合は、脅し文句は〝ハッタリ〟であり、正論をもって強く出た途端に〝引く〟可能性が高くなります。

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要するに〝自分の身に危険が及ぶ〟と感じた途端に、恨みや怒りの感情よりも〝自分を守る〟という事に 考えがシフトするわけです。
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相手は 元同じ職場の同僚男性なのですが（この男が怖くて 少し前に転職しました）ご依頼者様が自分の事を好きだと思い込んでいて、3ヶ月以上LINEに既読をつけなくても
「照れているだけだ」
「告白するタイミングを見計らっているだけだ」
などと思い込んでいる 思い込みの激しい男です。

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同僚だった時には 自分は休みであるにも関わらず、ご依頼者様の退勤時に待ち伏せしていて、暗がりから突然現れて 自転車のハンドルを正面から掴まれ 見つめられた事などもある、思い詰めると 何をするか分からない危険な人物です。
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また どうやって調べたのか分かりませんが、ご依頼者様の〝新しい勤務先〟にやって来て、わざわざそこの同僚に
「◯◯ちゃんは、俺の事が好きなのに、素直に表現できないみたいなんだよね」
と吹聴する、粘着質な 気持ちの悪い男でもあります。
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このように 相当なナルシストで、相当な自信家（プライドが高い）で、相当な勘違い男である事は間違いないのですが、一つ対応を間違えると ご依頼者様の身に危険が及ぶ可能性のある人物でした。
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しかし ご依頼者様との綿密なお打ち合わせの中で、私は この男が〝保身の気持ち〟がかなり強い人物である事を見抜きました。

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かと言って〝いきなり頭から踏んづける〟のは危険も伴うので、使用する〝文言〟は慎重に選別する必要がありましたが、即日での全面解決も充分あり得ると思っていました。

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ご依頼者様と意見交換しながら、一番重要な〝ファーストコンタクトの文章〟が決まりました。
その文章を送っていただいた後の、相手の最初のリアクションが要注目なのですが、それは
「わかりました
さようなら」
というものでしたので、その時点で85%以上の勝利（その後も何もない事）を確信しました。

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そこで、続けて畳みかけるように
◾️今後は一切、私、私の家族、私の関係者、私の職場などに近づかない事。
接触を試みない事。
◾️今後は一切、私、私の家族、私の関係者、私の職場などにメール、LINE、電話など 手段を問わず連絡をしない事。
を求めた事にも素直に応じたので、もう90%以上 終了したと判断してもいいと思います。

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現時点で それから24時間が経過しましたが、その後も〝恨み節〟など何も言って来ないので、95%以上の確率で〝解決〟と考えてもいいと思います。

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ファーストコンタクトから↑こちらの約束を取り付けるまで、都合1時間ほどでしたが、途中 私が対応できない時間帯があったので、実質的には30分も掛からなかったと思います。

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火曜日の夜遅くに 弊社での面談相談後にご依頼をいただいてから、中1日 綿密なお打ち合わせを経て、実質的な解決まで二日間掛かりませんでした。
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もちろん これでもう絶対に安心とは言い切れませんので、一応 充分に気をつけていただく事と、〝以前の勤務先〟や〝新しい勤務先〟の人たちなどにもアンテナを張り巡らせて、その男の行動を注視するよう お伝えさせていただいております。

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もちろんの事 これで〝全面解決〟という事にはせず、念のため このまま2週間〜1ヶ月間 様子を見させていただきます。