嫌がらせ・ハラスメントについて

「金銭トラブルの解決法 /〝貸す相手と貸す金額〟の釣り合い 」

〝お金の貸し借り〟に伴う「金銭トラブル」のほとんどのものが〝貸す相手と貸す金額〟が釣り合っていません。


極端な話、ロクに収入のない クズのような人間に貸しても、5万円10万円であれば 上手に請求をすれば返す気にもなると思いますが、そのような人間に500万円も貸したら 返す気にもならないのは当然だという事になります。

年収700万円ある とても真面目な人でも、無担保で3億円の借金を抱えたら さすがに返済意欲が低下すると思いますが、感覚的にはそれと同じような事です。

私は常々、お金を返してもらえるかどうかの判断基準は
「人間性」
「勤務先の質」(収入額と収入の安定性)
「弱みの有無」
とお伝えしておりますが、金銭貸借に伴うトラブルのほとんど全てが
〝間違った相手に 間違った金額を貸した〟
という事になります。


一方で、極端な話〝月々1万円の返済〟ができないという人はまずいないと思います。
〝長期分割払い〟にも応じないという事は、他に理由があるわけですが、債務者というものは〝相手を選ぶ〟傾向が非常に強いのも事実です。

そのよう場合、要するに「ナメられてる」という事になるわけですが、それが 返金に応じない最大の理由である事もとても多いです。

「ナメられてる」とは
◾️〝頭が悪い〟と思われてる
◾️〝気が弱い〟と思われている
◾️〝行動力がない〟と思われている
◾️〝誰も相談できる相手がいない〟と思われてる
◾️〝弱み〟を握られている
などとなりますが、そのような場合は
「ナメられてる状況をひっくり返す」
作業が必要になってきます。

あともう一つ、相手の現住所を知らないというパターンも非常多いのですが(それに加えて 氏名さえも知らないパターンも多いです)その様な場合は それが最大の原因となると思います。

そもそも 住所も知らない相手にお金を貸す事自体あり得ないのですが、よく考えてみて下さい。
自分がお金を借りた側の立場だっだとして、相手が自分の住所さえも知らなかったら(住所を調べられないと思ったら)積極的に返済する気になりますか?
きっと
「あれ?これ返さなくても大丈夫じゃね?」
という考えがよぎると思います。

よって そのような場合は、まず 相手の〝現住所〟を判明させなければなりません。
「以前の住所」
「携帯電話番号」(以前使用していた番号でも可)
「車のナンバー」
などが分かれば 比較的簡単に判明させる事ができますし、それらのものが分からなくても
「よく現れる場所」
が分かるのであれば、現住所を判明させられると思います。

欲に目が眩んだ「投資詐欺」などの類も 同じような事が言えますが、投資詐欺のほとんどのものが警察は動いてくれないので(詐欺師はその辺の事も考えた上で 上手に騙し取ります)そのほとんどのものが民事的に戦うしかありません。

詐欺師というものは〝失うものが何もない〟〝住所も転々とする〟ような輩が多いので、普通の方が〝普通に〟民事的に戦って取り返すのは かなり難しいという事になります。
(詐欺師の〝レベル〟にもよりますが、弁護士にも断られる事が多いと思います)

 

私は過去 金融機関の貸付部門に在籍しておりましたので、何十年もの間
「〝人間性〟と〝勤務先の質〟を見極める」
「貸す相手と貸す金額の釣り合いを探る」
作業をしていました。

だからこそ その辺の〝判断ミス〟が手に取るように分かってしまうのですが、あまりのも多くの方が「貸す相手と貸す金額」を間違えているように思います。

 

逆に言えば 相手の情報をキチンと把握した上で、貸す相手と金額を間違わず、ナメられるような状況がなければ、返してもらえるという事になると思います。

 

 

 

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