嫌がらせ・ハラスメントについて

「近隣トラブル /〝対話による和解〟と〝徹底抗戦〟の二つの道 」

昨日は 弊社の方でご相談を賜った後に「近隣トラブル」」(ご近所トラブル・近所トラブル・隣人トラブル・嫌がらせ・迷惑行為)のご依頼を頂戴致しました。

先週、別件の〝ご近所トラブル〟の実地調査で 愛知県の方へ行って来たのですが、こちらの方が先にご相談をいただいていた案件です。


この手のトラブルは、多少なりとも両者に問題(または 被害妄想の類)があったりもするものですが、お会いしてお話を伺った限り とても常識的で 物事をよく分かっておられるご夫婦でしたので、ほぼ完全に相手が悪いのだと思います。


※多少〝神経質になり過ぎ〟の面はあるようでしたし、確かに〝お上手ではないな〟と思う部分はありました。


マンションのお隣さんから、20年に渡って「嫌がらせ」や「迷惑行為」を受けているのですが、管理会社や管理組合も全くアテにならず、その全てものが〝法的に対抗できない〟または〝証拠がない〟状況ですので、難しい案件である事は間違いありません。

この手のトラブルは、刑事的に対抗して懲らしめる事に成功しても 民事的に対抗して懲らしめる事に成功しても、何らかの〝遺恨〟(逆恨み)が残る事は間違いありません。


※そのような事をする人物は、ほぼ100%〝逆恨み〟をします。
逆に言えば、そのような〝嫌がらせ行為〟のキッカケは〝逆恨み〟である事がほとんどです。

その上 言ってみれば、法に触れないように〝嫌がらせ〟(迷惑行為)をしようと思えば いくらでも〝手〟はあるわけです。

よって、できる事であれば お互い冷静になって話し合い(対話)をして和解をするのが、一番望ましい形である事は間違いありません。


全ての「個人間トラブル」(対人トラブル)に共通して言える事として、ベストな形は〝話し合いによる解決〟だと思いますが、多くの方が
〝どのように話し合って(対話をして)いいのか?〟
が分からない状況であると思います。

また、どのような相手でも 和解に応じるための〝ツボ〟というものがありますので、その
〝ツボを見つけられるかどうか〟
というのもポイントになってきますが、ご本人も〝今までの事は全て水に流す〟くらいの寛容さが必要になってきます。

実際に 半分面白がって〝嫌がらせ〟をしているような輩がいるのも事実ですが、この先何年もヒリヒリするような状況が続き、つまらない事に神経を使ってストレスを溜めるよりも、多少納得のいかない事があったとしても 和解をしてしまった方が得策なのではないかと思うようなケースは少なくありません。

しかし、多くの場合で お互いがスッカリ感情的になっていて〝積年の恨み〟のような状況になってしまっているので、実際問題として ご当人同士での話し合いによる和解は 簡単な事ではないと思います。


相手の素行を聞く限り、相当な〝デタラメ家族〟である事は間違いないのですが、しかもそれが〝分譲マンション〟ですので、ご依頼者様としては たまったものではない状況だという事でした。

特にこのような 集合住宅の近隣住民からの嫌がらせの類は、その相手のタイプとして 大きく分けると
◾️自分の仕業だとバレないように、コソコソコソコソやるタイプ
◾️自分の仕業だとはバレていても、特に開き直るわけではなく、一応隠れながらチクリチクリとやるタイプ
◾️自分の仕業である事もすっかりバレていて、完全に開き直っているタイプ
の三つがあるのですが、本件は二番目のものでしたので、まだ〝対話による解決〟の可能性はあると思います。


まず 法的に対抗できそうな部分の〝証拠の取得〟を始めて〝徹底的に戦う〟準備を整えつつ、対話による〝和解〟の道も模索するような形を取らせていただく事に致しました。


相手が正常な人でさえあれば〝方法論さえ間違わなければ〟または〝ご本人が諦めなければ〟解決できない「対人トラブル」(個人間トラブル)はないと思います。
(その人の許容範囲を超えた〝債務〟などは別として)

それなりに長いお付き合いになりそうですが、辛抱強く 粘り強く対応させていただく事になると思います。

 

 

 

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