嫌がらせ・ハラスメントについて

「〝お金を返して(払って)もらえますかね?〟というご質問 」

弊社ではよく
「これこれこのような経緯なのですが、貸したお金を返してもらえますかね?」
というご質問を頂戴致します。


何度も申し上げています通り、貸したお金を返してもらえるか(支払うべきものを支払ってもらえるか)は、その相手の
「人間性」
「勤務先の質」
それに加えて
「弱みの有無」
次第となります。


よって その相手の事を何も知らない段階で、そのような質問をされても
「相手は この先マトモに生きる気があるのでしょうか?」
と聞かれているようなものですので、答えようがありません。

その人物の過去や 人となりなどを詳しくお伺いすれば、ある程度の予想をする事は可能ですが、〝現時点で返済が滞っている人間〟が 今後返済を応じるかどうかを明快に答える事は、日本一の弁護士でも不可能です。


かと言って〝全て相手次第〟なのかと言えば、それは全く違うという事になります。


債務者というものは ほぼ100%「相手を選んでいる」という面があるのは事実なので、債権者として〝やるべき事をやる〟事もせず 指を咥えて待っているだけでは、返ってくるものも返ってこない(支払ってもらえない)という事になります。
(オウムのように〝返せ 返せ〟ばかり言っていても、ほぼ意味がありません)


まず最初に「貸している証拠」がある事が大前提となります。

※現時点で証拠がないのであれば、これから証拠を取得するしかありませんが、弊社では その部分にも鋭意対応させていただいております。

順番としては
①住所(現住所)氏名をキチンと把握する
②その住所に対して 上手にプレッシャーを掛ける
③その後 上手に請求する

それでも応じない場合、または それだけでは応じそうもない場合は
④勤務先を特定する
⑤〝差押え〟のできる資産の有無を調べる
⑥実家や家族構成の詳細を把握する
⑦その他〝弱み〟を見つける
⑧その後に 再度上手に請求する

順番が違ったり 省く部分があったとしても、大体このような感じになると思いますが、ここまでやっても返済(支払い)に応じないようであれば、恐らく 弁護士に依頼しても 裁判にして確定判決が出ても応じません。


先程も申し上げたように 債権者が〝相手を選ぶ〟事は間違いありません。
借りたお金を返さない 支払うべきものを支払わないという事は、要するに
〝お金を返さなくても(支払わなくても)いい人間に選ばれた〟
という事になります。

言い方を変えれば〝ナメられている〟という事になりますが、何よりも その部分が最大の原因になっているような事が とても多いように思います。

よって
「ナメられている状況を打開する」
という事が、返金に応じさせるのに 一番の近道であるようなケースが多いのが事実です。

 

 

 

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