詐欺、脅迫等犯罪トラブルについて

「自分の権利を主張(被害や損害を回復)するためには何をやってもいいと思っている方 」

昨日 投稿のために某SNSを開いたところ、一番最初に表示されるページの一番上に このような投稿がありました。
投稿につくコメントに対しても、得意気にオラっていたので、余計なお世話だと思いながらも 一言忠告をさせていただきました。


※モザイクは全て私が入れたものですので、本来のものは全部丸出しです。


「貸したお金を返してもらえない」
のが頭に来る事はよく分かりますが、それは言ってみればご自身の〝判断ミス〟でもあるわけです。

加えて「借りたお金を返さない」事は 違法行為にも不法行為にも該当しないのに、このように
『SNS上など 不特定多数が知り得る状況で、住所氏名、顔写真、携帯電話番号、「グズ、生きている価値がない」などを告知する』
とフルに満載されている状況ですが、これらの行為は 明らかに民事上の「名誉毀損」にあたりますし、刑事上の「名誉毀損罪」に該当する可能性もあります。

相手がこの投稿に気づいた場合、貸している金額の倍以上の〝慰謝料〟を請求される事は確実なので、悔しい気持ちは分かるとは言え、その行動は まさに愚の骨頂と言ってもいいと思います。
(弊社が〝請求をされている側〟として依頼を受けている案件であれば、この時点で〝勝負アリ〟です)

しかも、ご丁寧にこの投稿を二度行っていて それに対して合計100件以上のコメントがついているのですが、驚くべき事に そのほとんどのものがこの投稿に共感 賛同するものだという事です。

改めて 弊社の仕事の意義や必要性を感じましたが、あくまでも自己責任ですし、この方は相談者でも依頼者でもないので、実際に大きなお世話だったかもしれません。


このように
「自分の権利を主張(被害や損害を回復)するためには何をやってもいい」
と思っている方が、驚くほど多いのが現実です。

極端な話、自分の敷地で立ち小便(これは立派は違法行為ですが)をしている人を金属バットで殴ってはいけない事は 誰でも分かると思いますが、程度は違えど それと同じような事だと認識するべきだと思います。

このような被害でお困りの方は、是非お気軽にご相談下さい。
これもまた、相手がよほどの大◯カでない限り、即 撃退できると思います。

※請求(要求)を受けている側であるパターンで、相手が〝何かをヤラカシそうなタイプ〟である場合は、敢えてその〝ヤラカシを待つ〟という手法を用いるケースもあります。
実際は ヤラカシてからの〝交渉方法〟が難しいのですが、その効果は絶大なものとなります。

 

 

 

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