詐欺、脅迫等犯罪トラブルについて

「浮気調査の前にネガティブな情報もキチンと伝える事の重要性 / 無理をしていい場面 無理をしてはいけない場面 」

一昨日は、北関東発で浮気調査を行って参りました。


つい その三日ほど前も、千葉県の方で浮気調査を行って参りましたが、先日のものとは全くの別件です。

尾行距離が 優に100kmを越すものでしたので 既にそれなりの難易度だったのですが、尾行開始直後から対象が 3、4分おきにガバッと振り返ってキョロキョロと尾行を確認するので、調査開始3分で「おかしい」と気付きました。

そこでご依頼者様に確認すると、以前にも何度か浮気調査をした事があり、その事実を対象も知っているとの事でした。
その上 浮気相手の方も「とある業界の超有名人」という事で、相手側の警戒心も相当高いのではないかというお話で、現場に出てから 次から次へとネガティブな情報が出て来ます。


そうなると、そもそもが一人で行うような調査内容ではなく、最低でも2、3人の調査員が必要になります。
最初からそれらのお話を伺っていれば それなりの体制で臨んでいたのですが、「少しでも調査費用を抑えたい」という心情が そのような行動に繋がるのだと思います。


それでも
「今日 必ず証拠を取ってくれ」
と仰るので、私が
「了解致しました。
それでは必然的に〝無理をする〟場面も出てくるかと思いますが、それでも宜しいですね?」
とお伝えしました。


すると その都度「無理をしないでくれ」と言われたり「無理してくれ」と言われたりで かなり振り回されたのですが、最終的には「無理をしないでくれ」というご指示だったので、無理に証拠を取る事を断念せざるを得なくなった状況です。


その日その場で証拠が取れれば全て完了するような、最悪 証拠を取る瞬間に相手に〝調査〟を悟られてもいいような状況であれば、無理をしてもいいという事になります。

その逆で これからも調査を続行するような場合や、これからも〝泳がせる〟ような状況では、調査をしている事を悟られるわけにはいかないので、絶対に無理はできません。

それらの事を踏まえ、その刹那その刹那での判断力が、調査員としての力量を試されるところでもあります。

特に浮気調査の場合は、このように ご依頼者様が「ネガティブな情報を意図的に隠す」という事がよくありますが、それは 結果的に ご依頼者様ご自身が損をする事になります。


「調査前に ネガティブな事も含めて 全てを包み隠さずお伝えいただく事」
それこそが成功への近道であり、余計な出費を抑える事にも繋がるという事をよく覚えておいて下さい。

 

 

 

詐欺、脅迫等犯罪トラブルについての一覧に戻る
ページ先頭へ戻る