詐欺、脅迫等犯罪トラブルについて

「住所も知らない相手にお金を貸すという事 / ウヨウヨいるネットの中の詐欺師たち 」

弊社でご相談を頂戴するものの中で、驚くほど多いのが
「住所も知らない相手にお金を貸して 返してもらえない」
というものです。


その中には「SNSで知り合ったので 会った事もない」というものも少なくないのですが、正直なところ「そりゃ まともには返さないよね」という事になってしまいます。


この荒んだネット社会の中で、住所も聞かれず、会った事もない人にお金を借りて、返済意欲が喚起されるワケがないという事になります。



住所を知らないという事は、把握している「SNSのDM」「LINE」「メールアドレス」「カカオトーク」などをブロックされてしまえば、相手とのコンタクト方法がなくなるわけです。


相手とコンタクトが取れなくなるという事は 一切請求ができなくなるという事なので、そうなると相手の〝現住所〟を判明させる事が必須となってきます。


住所を知らないばかりか
「SNSなどのアカウントしか分からない」+「連絡が取れない」
ような場合は、住所を判明させるのに かなりの費用と手間が掛かる事になってきますので「貸している金額次第では諦める他ない」という事になってくると思います。


住所が分からず 連絡も取れなくても「以前の住所」「携帯電話番号」「車のナンバー」などが分かるのであれば、現住所を判明させられる可能性がとても高くなりますが、それを調べるのにも多少の費用が発生します。
しかしそれでも 貸している金額が数万円とかの少額の場合は〝費用割れ〟になる可能性があるので、その時点で「諦めた方がいい」という事になるわけです。

ですので
「住所も知らないような人に〝数万円〟を貸している」
というようなお問合せに対しては、理由を説明した上で「諦める他ない」とお伝えしております。
(そのような場合でも、相手と連絡が取れるのであれば、一発逆転の可能性もあります)



ここからは、その〝背景〟についてのお話です。
「住所も知らないような人にお金を貸して、普通に被害者ヅラをする人」
に限って「諦めた方がいい」とお伝えすると 怒ったり憎まれ口を叩くものです。
(そのような人に限って お問合せが真夜中だったりもします)


絵に描いたような〝八つ当たり〟なのですが、それはまるで方程式のように、そのような非常識な人だからこそ そのような状況に陥っているという事になるわけです。

憎まれ口を叩く暇があったら、ご自分の「未熟さ」や「あまりにも大きい落ち度」を反省するべきなのですが、裏を返せば そのような非常識な人だからこそリアルの世界では居場所がなく、ネットの世界に自分の居場所を求めてしまい、バーチャルの友達を必要以上に信じてしまうという側面もあると思います。

ネットの中で虎視眈々と〝カモ〟を狙っているような人は、カモを見分ける事に非常に長けています。
その上、ネットの中だと顔を見られない分 相手も気が大きくなり とても大胆になります。

〝お金の貸し借り〟でも〝投資詐欺〟でもそうですが
【ネットの中でお金を要求する話が出た時点で、まず騙されると思って間違いない】
と肝に銘じておくべきだと思います。


特に ネットの中に自分の居場所を求めている方、あまり常識のない方、あまり賢くない方は、充分気をつけて下さい。


※前半のお話はあくまでも、貸している金額が数万円と少額の場合のお話です。
住所調査をする価値のあるケースの場合、または その価値があるのかどうかご自分では判断できないような場合は、どうぞお気兼ねなくご相談下さい。

 

 

 

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