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いじめられている子供のサイン

子供のこんなサインに要注意

 

過酷ないじめを受けている子供は、いじめのサイン、兆候を周囲に示してます。
本人は口にはできなくてても、態度でSOSを発信しています。
親御さんが早く気づいてあげる事ができれば、それだけ子供の傷を浅くできます。
ここでは、いじめられている子供が発するサイン、いじめの兆候について説明します。

子供がこんな言動を取るようになったら、いじめられている可能性があると考えて下さい。
・親御さんによく学校の話をしていた子供が急に話さなくなる。
・学校の友だちの話をしていた子供が急に友だちの話をしなくなる。
・今まではそんな事はなかったのに、一人部屋に閉じこもって勉強もしないでテレビをボーっと見ている
こういう何気ない変化が、いじめられている子供には必ず起こります。

 

また、いじめられている子供はいつもダルそうにしている。
これは私が出会った被害生徒・児童全員に共通します。
学校に行く時間ギリギリまで寝ている。
以前より動きが緩慢に見える。
こういう時はストレスがたまりすぎて、バイタソティ、モチベーションが低下していると想像できます。
その原因がいじめにある可能性は決して低くはありません。
 

もっと分かりやすい兆候もあります。
実際に怪我をしていれば暴力を受けている可能性がありますし、体にアザが残っていたら要注意です。
お腹を殴られている場合は、アザは残りにくいが痛みが残っています。
そのため日常生活でも、姿勢が低くなったり立ち上がる時に両手をつくようになります。
本人が「痛い」と言わなくても、以前に比ベ動作や姿勢がおかしいと感じたら暴力的ないじめを受けている可能性を疑うベきです。
目に見えて現れる変化は分かりやすいはずだが、親御さんは案外見逃しています。
 

ケータイは今の中・高生にとって必需品だが、それまでいじっていたケータイをいじらなくなる、見なくなる、ケータイの着信音に怯え出したら、誰かから脅されている可能性があります。
ケータイで話す時は家族の前でも平気だった子が、自分の部屋以外でケータイを使わなくなる。
彼氏または彼女ができて恥ずかしいから自分の部屋で話すというのならいじめではないが、そうでなければいじめの可能性があります。
ケータイは子供たちの生活において重要なアイテムであるだけに、ケータイに対する子供の変化は分かりやすい兆候のーつです。
誰かから脅されている子の中には、ケータイで連絡を受けるのが負担になり、家で電源を落とす子もいます。
 

また、友だちからかかってきたケータイに出て、いきなり「ごめんね」と言っている、前はそんな事はなかったのに、最近はいつもケータイに出たらいきなり謝っている。
こういう場合はカツアゲ、援助交際強要など犯罪系のいじめに巻き込まれている可能性を疑う必要があります。
親が子供のケータイにかけても繁がらなくなるのも、いじめの兆候かもしれません。
日曜日に友だちと遊びに行くと言って出かけた子供に、何度電話しても繋がらない。
援交している女子生徒の場合、必ず見られる現象です。
 

もちろん、これらのサインの原因が必ずしもいじめとは限りません。
いじめ以外の理由で子供がストレスを感じている可能性もあります。
大切な試験の前には誰でもナーバスになり口数も減るでしょう。
だからこのサインなら必ずいじめ言えるほど単純ではありません。
 

しかし、全てのいじめられている子供に必ず共通して現れるサインもあります。
いじめられている子供は、いじめを受ける以前に比ベ確実に表情が暗くなります。
いじめられている子供は、どの子も表情が暗く覇気がありません。
 
 

毎日一定時間、子供の目を見て話す習慣がある親御さんはこの変化に必ず気づきます。
そこで親御さんが「何があったの?」と聞いてあげる。
「実は…」と子供が言える家庭内の雰囲気作りが何よりも一番大切なのです。

 

 

〈出典:いじめと探偵/阿部泰尚〉

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