人探し・住所特定について
小学生の頃、学年に一人くらいは〝やたらと嘘ばかりつく子〟や〝やたらと人の物を盗る子〟がいたと思いますが、そのまま大人になったような人がいます。
〝手ぐせが悪い〟という言葉がありますが、〝盗み〟というのはクセになってやめられないようで、「覚醒剤取締法違反」と並んで「窃盗罪」は 最も再犯率の高い犯罪となっております。
あまりにも再犯率が高いので、10年以内に三回〝窃盗罪〟で刑務所に行くと、その次からは罪名が「常習累犯窃盗罪」となり、格段に刑が重くなります。
(実際に 菓子パン一個で〝三年六月〟刑務所に入った人を知っています)
一度人を騙してお金を得る感覚を覚えると、それがクセになる人も多いようですので、詐欺師にも 泥棒と似たような側面が多分にあるように思います。
アルバイト感覚で詐欺を働く〝にわか詐欺師〟は別として、人を騙す事がやめられないような〝詐欺を職業としているような人〟は、非常にタチが悪いと言えると思います。
※実際に「詐欺はやめられない」と言っていた詐欺師も知っていますが、その詐欺師は
「絶対に自分は騙されないと思い込んでいる、警察官と弁護士とヤクザが 一番騙しやすい」
とも豪語していました。
相手が詐欺師であろうがあるまいが、そもそもが
『返済(支払い)に応じない債務者が、債権者に言う事は全て嘘』
であると考えるべきだと思います。
〝嘘つきは泥棒のはじまり〟と言いますが、当然の事ながら詐欺師も〝大嘘つき〟となりますので、泥棒と詐欺師は 根本的には同類と言えると思います。
近隣に〝息を吐くように嘘をつく〟と言われている人たちの暮らす国がありますが、現在抱えている〝金銭トラブル〟の一つは、調べれば調べるほど このような状況である事が分かって来ました。
その男は 散々結婚を仄めかしていた事から、内容的にはほぼ結婚詐欺に近いものです。
(ある〝状況〟から 実際には詐欺罪には問えません)
当初 自分の氏名の〝漢字〟を偽っていたのですが、〝読み〟は本当のものなので、カナ表記である銀行口座的には矛盾がありませんでした。
ところが、本当の〝漢字〟が判明して その名前で検索してみると、ジャンジャン実名で〝詐欺師〟として投稿が上げられていました。
※これは詐欺師がよく使う手法なのですが、その辺のワケの分からない人と〝養子縁組〟をして、実際に苗字を変えるパターンも少なくありません。
しかも その投稿内容を読んでみると、過去に逮捕された際の〝騙しの手口〟と全く同じ手法を、本件ご依頼者様にも使っています。
逮捕をされ 執行猶予判決を言い渡されてまだいくらも経っていないのに、全く同じ手口で詐欺的行為を行なっているので、全く反省もしていなければ 懲りてもいないという事になると思います。
本件はもう既に、それなりの金額の〝返済〟があるので、結婚を仄めかしていたとしても、住所氏名を嘘をついていたとしても、〝借りる理由〟が全て嘘であったとしても、詐欺罪には問えないという事になると思います。
人からお金を騙し取る事(犯罪)が平気な人間は、当然の事ながら 借金を踏み倒す事(犯罪ではない)など朝飯前です。
よって、詐欺師が〝普通に借りたお金〟を普通に返す事は、まずありません。
刑事的責任を追求できない(それを交渉材料に使えない)という事は、単に〝民事上の金銭貸借〟として対応しなければならないわけですが、相手が根っからの詐欺師となると必然的に相当頭を使わなければならない 難しい対応となってきます。
〝人を信用する〟〝人を信用できる〟という事は素晴らしい事でもあるのですが、その相手は 慎重に見極めなければなりません。
私自身もつい最近、信用していた人が〝大嘘つき〟であった事が発覚して 大きなショックを受けましたが、何となく うっすらと〝その危うさ〟も感じていたので、実害は少なくて済みました。
本件加害者も どこから見ても〝善人〟にしか見えなく、社会的地位も高そうな人に見えるので、ご依頼者様が騙されたのも 仕方がない部分があると思います。
しかし 詐欺師には必ずいくつかの〝共通点〟や〝サイン〟がありますので、もっと早い段階で気付いて 被害を少なく留める事はできたでしょう。
かと言って 本件はまだ諦めるのは早いと思いますので、的確に〝やるべき事をやる〟事が重要になってくると思います。
例え もし全額返済させる事はできなかったとしても、ギャフンと言わせてやり、いくらかでも取り返す事はできると思います。
明日は 夕方から関東某県での「住所調査」(行方調査・所在調査)を行ってから、一旦戻ってバイクに乗り換えて(調査対象が タクシーに飛び乗る可能性があるので)深夜から 都内のホストクラブでの調査を行って来ます。
調査対象に警戒心を持たれないように、女性スタッフと共に〝カップルのフリ〟をして行います。