人探し・住所特定について
昨日は 愛知県の方へ「近所トラブル」(ご近所トラブル・近隣トラブル・隣人トラブル・嫌がらせ)の被害を訴える方のご自宅へ〝被害状況の確認〟と〝対応策のご教示〟に行かせていただきました。
「ご近所トラブル」のほとんどのものが〝気に食わない〟などのつまらない事を発端とする〝嫌がらせ〟の類いです。
隣近所に住んでいるが故に 自分の生活と密接にリンクするため、過度に〝目障り・耳障り〟と感じるような状況になりやすく、泥沼化 長期化する傾向が強くなります。
同性間でも異性間でも、少し距離を置いていた時は とても仲がよかったのに、ベッタリとくっついた途端に 仲が悪くなるようなパターンがありますが、それと似たような要素もあるのだと思います。
「近隣トラブル」(嫌がらせ)は〝対話による解決〟が望めない以上、まずは 一にも二にも〝証拠の取得〟が必須となります。
逆に言えば、証拠がない限り こればかりはどうにもこうにもなりません。
(相手が分かっていても、まず間違いなく認めません)
証拠さえ取れれば、そこで初めて その証拠を突きつけて
⚫︎その迷惑行為をやめてもらうよう話し合う
⚫︎損害賠償を請求する(弁償してもらう)
⚫︎刑事事件として警察に被害届を出す
などの対処が可能となります。
※そのようにご説明させていただいても、その〝やるべき事〟を全くやろうとせずに、ダラダラと不平不満ばかりを言っておられる方がとても多いように感じますが、それには一切意味はなく 時間の無駄でしかないので、その時点で打ち切らせていただいております。
それと もう一つ問題なのが、この手の被害の訴えの中には 少なからず「被害妄想」が含まれているという事です。
その〝見極め〟と〝ご本人への伝え方〟が難しいのですが、あまりハッキリと伝えると〝怒られる〟〝キレられる〟という理不尽な攻撃を喰らう事になるので、慎重に言葉を選ばなければなりません。
※「隣人トラブル」や「嫌がらせ」の類いに限らず、「盗聴」「集団ストーカー」「誹謗中傷」「言いふらし」「ガスライティング」などの被害の訴えの中にも少なくありません。
本件も、その〝嫌がらせ〟の内容が 通常ではあり得ない手法によるもので、しかも もう既に4台の防犯カメラを設置(現場へ行ってみると、実際には7台でした)しているのに、毎日毎日〝被害〟を受けながら 一向に証拠映像が撮れないという不可思議なものでした。
そのお話をお伺いした瞬間に〝被害妄想〟の可能性を感じましたが、だからこそ
「一度、実際にその現場を拝見してみなければ何とも言えません」
とお伝えした次第で、もし その〝嫌がらせ〟が〝あり得る〟状況であれば、カメラの設置方法などに問題があるものと考えておりました。
実際に現場で調査をしてみると、ご依頼者様が主張される〝被害〟(困った状況)の明確な痕跡は確認できませんでしたが、近隣住民が行う嫌がらせ行為として それが可能かどうかと問われたら 可能ではある状況でした。
しかし ご依頼者様のお話と 現場の状況を総合的に考えると、私が一番可能性を感じたのは
〝何か別の 偶発的な要因によって、そのような状況になっている〟
事です。
要するに、そのような〝困った状況〟になっているのは事実であるとしても、それが近隣住民の仕業ではなく、何か別の要因によって そのような状況になっているという可能性です。
(カビ、隣の畑の農薬、ハウスダスト、野生動物の糞など)
案の定 防犯カメラの設置方法には問題があったので、早速そこの部分に対応させていただき、この状況で またしばらく様子を見る事になりました。
(もうこれで、この状況で〝犯行を撮れない〟という事はあり得ないと思います)
もしこのまま ご依頼者様の主張される〝被害〟が確認できなかったとしても、その近隣住民と何らかの〝トラブル状態〟(険悪な状況)になっている事は間違いないようです。
私みたいなデカくてゴツいのが 昼間からこれ見よがしに ああでもないこうでもない〝調査〟をしていたので(ワザと大きな声で喋ったりもしました)多少なりとも相手にプレッシャーを与える事はできたと思います。
いづれにせよ このまましばらくは〝様子見〟となりますが、これで今後は 少しは沈静化してくれるのではないかとは思います。
※昨年 重度精神障害者の方の主張する
〝とてもあり得ない状況の盗聴被害〟
の依頼を受け、絶対にない事が分かっている〝盗聴器調査〟で、300万円取った探偵社が 詐欺罪を適用され逮捕されました。
(色々と情報をいただいている刑事さんに聞きました)
そもそも 弊社の盗聴器調査は、その1/100の3万円ほどしか頂戴しないので 全く問題はないのですが、一応〝その辺のところ〟には神経を使っております。