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「大阪 拳銃強奪・警察官殺人未遂事件」

投稿日:2019年06月18日

つい前日の川崎の通り魔殺人事件に続いて、また精神疾患の方の引き起こした重大事件です。

 

犯人は「精神障害者保健福祉手帳2級」を持っている人物で、「私がやった事ではない。周りの人がひどくなったせいだ。」と意味不明な事を言っているそうです。

 

動機はまだ不明ですが、私が思うにただ単に拳銃が欲しかっただけのように見受けられます。
それだけの目的で警察官を7か所以上刺すとは、とても常人には考えられません。

 

勤務先の大田区のゴルフ練習場では、普段は何も問題なくとても真面目に勤務していたそうで、こういう方はどこでどう豹変するか分からないという事です。

 

 

何の落ち度もないご自分の身内を殺されて「相手は精神を病んでいるから仕方がない」では済ませられません。

 

何やら次から次へとその手の病名が増えていきますが、精神の弱体化(理由はいくつかありますが今回は割愛します)高齢化が進む我が国は、これからも精神的な病を抱える人は増えていく一方です。

 

「病気」である事と「予測困難」な事。
なかなか難しいのは充分承知しておりますが、このような危険な人物(あくまでも危険な人物のみ)にはアメリカのようにGPSをつけて監視するとか、強制的に隔離するとか、一般人にもそれなりの護身用の武器の携行・使用を認めるとか、政府には根本的対応策を講じて欲しいと思います。

 

 

どうもこの問題はタブー視されているようで、これだけの事が起こってもマスコミは一切触れません。
私の意見は少し強硬にも感じられるでしょうが、こういう事件の頻度がもっともっと増えたらマスコミも世論も必然的に変わる事でしょう。
きっと、近い将来そうなるのではないかと思います。

 

もちろん、精神的な病を持たれている方の99%超は全くもって安全です。

実は私の身内にもおりますので、日々心を痛めており、その身内のためにもこういった悲惨な事件を撲滅してもらいたいと思います。

 

それに加えて私が申し上げたいのは、もう見て見ぬ振りをしている段階ではないのではないかという事です。
もう逃れられない「日本全体の重大問題」になりつつあるという事です。

 

 

尚、警察官の拳銃が奪われる事件は、この6年間で少なくとも9件目です。

 

私も微力ながら捜査に協力させていただいた東京都清瀬市の旭が丘派出所の事件も、拳銃が奪われ警察官が亡くなっておりますが、残念ながら犯人検挙に至らず時効が成立しました。

 

市民の平和を守るための拳銃が、市民を恐怖に陥れるのでは本末転倒です。
警察にはその辺の対策もキッチリやってもらいたいと思います。

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