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「SNS上のトラブル」

投稿日:2018年11月05日

昨日も実業務でご依頼を賜りましたが、近年こういったSNS上のトラブルが非常に増えてきております。

 

一番多い投資詐欺、融資詐欺、嫌がらせ、名誉毀損、投稿に対する恐喝、中には会った事もない相手と恋に落ち、結婚をエサにお金を取られるという結婚詐欺まで、ほぼ毎日のようにご相談を受けています。

 

 

確かにビジネスにおいては、上手に運用すれば大きな成果を上げる事もできるでしょう。
実際にSNSで知り合った相手と結婚された方もおられるでしょう。
しかし、所詮は顔の見えない相手(=ほぼ虚像)なので、相手とはある程度の距離を置き、話半分くらいのスタンスで完全に信頼をせず、ドップリのめり込まない事が肝要かと思います。

 

会った事もない相手にお金を渡す事自体正直理解に苦しみますが、顔が見えないという事は相手も気が大きくなり、より大胆により攻撃的になります。
イコール、通常より被害が出やすい、被害が大きくなる危険性を孕んでいるという事です。

 

確かに「大きな楽しみ」の一つではあるのでしょうが、特別な理由がない限り、そのような仮想空間または空想空間にハマり込む事は非常に危険だと思います。

 

 

実際にSNS上には、嫌というほど詐欺師が蔓延しております。
こんな事を言ったら怒られてしまうかもしれませんが、私の感覚だとSNSアカウントの「5人〜10人に1人」は詐欺師かそれに準ずる人だと思います。

 

事実私も仕事上でSNSを使っており、何度も被害を受けそうになりました。
本格的な詐欺事案もありましたが、ほぼそれ系で間違えのない「投資に成功して人生を謳歌してるアピール」とか「スマホ一つでなんちゃらかんちゃら」とか「赤の他人の写真載せて、よかったらLINEに追加して」とか「FBでチャットして友達よ(?)」とかを見るだけで、本当にウンザリを通り越して吐き気を催します。

 

 

「投資案件」「融資案件」全てが詐欺だとは言いませんが、一番怖いのが、よかれと思って一生懸命宣伝している人そのものが、詐欺に気付いていない事が非常に多い事です。
事実弊社にも「詐欺の加害者でもあり被害者でもある」という方のご相談が非常に多くなっています。

 

この世の中、美味い話などありません。
以前にも投稿しましたが、もし「絶対に儲かる話」があるのだとしたら『絶対に人には教えない』ものなのです。
適度に楽しまれる分には結構ですが、のめり込み過ぎないよう「ほどほどに」参加されて下さい。

 

 

詐欺の場合、ほとんどの皆さんは「事後」に相談されるのですが、事前に人に相談する事が重要だと思います。

 

もし宜しければ、弊社でも相談に乗らせていただきます。
事案によっては「断言」はできないかもしれませんが、「おおよその見通し」や「これをああ聞いてみれば、大体判別できる」くらいはご提示できると思います。

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