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「偽装離婚」

投稿日:2025年05月16日

昨日までの三日間「金銭トラブル」に伴う〝所在確認調査〟で、静岡県の方へ行って参りました。

あらゆる「金銭トラブル」、もっと言えば あらゆる「個人間トラブル」(対人トラブル・男女トラブル)に共通して、解決への一番の近道は
〝相手の現住所を判明させる〟
事となります。
(現住所が分からない相手とトラブルになっている場合)

しかし 本件は、調べた住民票が「職権消除」となっており、公的には完全なる〝住所不明者〟となっていたので、通常は
〝もう現住所を調べようがない〟
状況になっておりました。

しかし 色々とご依頼者様のお話をお伺いしている中で、数年前に離婚した〝元奥さん〟とまだ繋がっている可能性を感じたので、まずは その〝元奥さんの現住所〟を調査して判明させ、その家を調べてみる事にしました。

※正直〝賭け〟ではあったのですが、完全に暗礁に乗り上げてしまっているような状況の場合は、時には〝賭ける〟事も必要になります。


調査の結果、私の予想通り その男の〝元奥さんの家への出入り〟を確認でき、ご依頼者様には〝証拠映像〟もご提示させていただきました。

しかし、一度くらいの〝出入り〟では
「たまたま 用事があって行っただけだ」
などの〝言い逃れ〟ができるため〝連日に渡る複数回の出入り〟の証拠を取る必要があります。

その結果 三日間の中で何度も〝出入り〟を撮れたので、その 元奥さんの家に〝同居〟している事が確定的となりました。

※四枚目と五枚目の画像(撮影した動画から切り出した画像です)は、同時に別角度から撮影したものですが、更にもう一ヶ所 同時に三カ所から撮影して ご依頼者様にご提示させていただきました。


これは実質的な〝偽装離婚〟という事になると思いますが、その元奥さんが〝母子家庭〟というテイで様々な援助を受けている事を考えると、これは〝不正受給〟にあたると思います。

このように
◾️形式上離婚したけれど、実質的には同居をして 夫婦生活を送りつつ、シングルマザーを装って 母子手当など様々な援助を受けている人
◾️全然働ける 単なる〝怠け者〟なだけなのに、生活保護を受給している人
ような輩が非常に多く
「嘘つきが得をして、正直者がバカを見る」
となっているような現実があります。

実際に 弊社が関与させていただいた案件の中でも
『偽装離婚をして、国からの援助を不正受給している』
ようなケースは幾度となくありました。

その中で、過去に何度か ご依頼者様が自発的に
〝役所に通報〟
をした例もあるのですが、そのような通報があったとしても 明確な証拠がない限り 役所はまず動きません。

国民の血税を ほぼ詐欺師のような人物に〝騙し取られている〟可能性が高いのに、確認すらもせずに 放置するのはいかがなものかと思いますが、役所とは 例えそれが〝偽物〟であったとしても〝社会的弱者〟に対しては、腫れ物に触るように 異常なまでに慎重に対応する傾向があります。

国民から上納金(税金)を徴収している以上、いくら何でももう少し キチンとチェックする体制を整えてほしいものだと思います。


話が横道に逸れましたが、本件は〝明確な証拠〟が取れたので、それをどう利用するのかは〝今後の相手次第〟という事になると思います。


三日間に渡って一日16時間 合計48時間
(弊社スタッフと交代しながらですが)
張り込みをしたので、昨晩23時に調査を終えてから遠路高速を運転して帰る気力がなく、自費でもう一泊し 本日 御前崎、蓬莱橋、日本平、三保の松原 などを観光して帰途に着きました。

 

 

 

 

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