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「精神疾患と認知症」

投稿日:2024年05月02日

「認知症」も「精神疾患」の一つであるという考え方もあるようですが、今回は敢えて分けて話をさせていただきます。

心の病気で病院に通院や入院をしている人たちは、国内で約420万人にのぼりますが(平成29年の統計)、これは日本人のおよそ30人に1人の割合です。
(実際はもっと多いと思いますが、生涯を通じて4人に1人が心の病気に罹るとも言われています)

一方で 日本の総人口のうち65歳以上の高齢者人口は3,627万人と言われており、その割合は29.1%にあたります。
(その〝数〟も〝割合〟もダントツの世界一位)

来年の2025年には、その中の20%が認知症になると推計されており、これは 高齢者の5人に1人が認知症になるという計算です。


加齢による後天的な理由で発症する「認知症」と違って、「精神疾患」には先天的なものと後天的ものとがあると思いますが、この二つの〝症状〟にはかなり似ている部分もあるので、混同される事も少なくないようです。

一口に「精神障害」と言っても 現在では細分化され様々な〝病名〟がついておりますが、共通して言える事として
「とても大人しいタイプと 非常に攻撃的なタイプに、二極化する傾向が強い」
という事だと思います。

「認知症」にもそのような面があって、発症する前はとてもいい人だった方が、認知症を患った途端に豹変して 非常に攻撃的になる場合があります。

精神障害者の方も認知症の方も 一言で言えば〝正常な判断ができない〟という事になると思いますが、判断力がない事によってご自身が不利益を被っても それは仕方がない事だと思います。
しかし〝攻撃的なタイプの人〟は概ね「他人にも結構な勢いで迷惑を掛ける」という事になります。

 

多くの「対人トラブル」(個人間トラブル・男女トラブル)は〝片方が怒る〟という事が発端になると思いますが、このような方は 普通では考えられないような事で怒ったりするので、ごく自然な流れとして トラブルが多くなるという事になります。


現代の親が 子供を甘やかし過ぎているのか、我が国の教育が 目も当てられないほど脆弱になってしまった事が原因なのかは分かりませんが、我々日本人がドンドン精神的に弱く脆くなっていっている事は間違いないので、これからも更に精神疾患を患う方は増えていくと思います。

また、高齢化の波を食い止める事は もはや不可能となっていますので、これからも加速度的に 認知症を患う方も増えていくと思います。

私の身内にも認知症の人はいますし、私自身もこの先どうなるか分かりませんが、この「精神疾患と認知症」の問題は、これから先 我が国の〝見て見ぬフリのできない〟大きな問題となってくると思います。


※精神障害者の方でも認知症の方でも〝攻撃的ではない人〟は全く問題ないのですが
「自業自得で解決困難なトラブルを抱えている 最初からキレ気味の攻撃的精神障害者の方」
は、正直 私自身とても苦手としております。

しかし このような方々からのご相談が非常に多い弊社としては〝絶対に避ける事のできない〟存在となっており「対 攻撃的精神障害者の方」が 永遠のテーマとなっているような面もあります。

実際に 弊社に対するネガティブな評価(口コミ・クチコミ)は全て このような方からのものであるのですが、正直 非常に迷惑を被っており、とても頭の痛い問題となっています。

 

 

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