「親友の〝偲ぶ会〟」

昨日は 亡くなった親友の地元の清瀬市で、清瀬の仲間たちと 彼の〝偲ぶ会〟を行って来ました。
⁡

20年数年ほど前、亡くなった彼とは週に二回も三回も飲むほど仲がよく
「片方が先に酔うと 片方が遠慮して酔えなくなる」
という面白い関係でもありました。

⁡
非常に不器用な男であり、驚くほどのいいヤツな面と、驚くほど破滅的な面があったのですが、今回は 全てが裏目に出た形になってしまいました。
⁡
⁡

私が少年時代、私の地元の三鷹市からは、武蔵野市、田無市、保谷市、東久留米市の先に清瀬市があったので、決して近くはなかったのですが、偶然にも三回 清瀬の人間とぶつかった事があります。

⁡
それとは別の話で、当時誰でも知っている〝不良マンガ〟のモデルにもなった（本人談）かなりの有名人がいます。
（アニメ ドラマ 映画にもなったようで、舞台は弊社のある吉祥寺のようですが、私は興味がないので一度も見た事がありません）
この男が あまりにもしつこいので仕方がなくやった事がありますが、私は喧嘩で負けた事は一度もないので、勝敗は言うまでもありません。

⁡
三回ぶつかったうちの一度は、誰にも邪魔をされないよう 夜の飛行場で決闘をしたのですが（とっくに時効だから言っちゃいます😅）我ながらカッコいい喧嘩だったので、今も映画のワンシーンのように鮮明に脳裏に焼き付いています。

⁡
ガキの喧嘩というものは〝相手をビビらせてナンボ〟みたいなところがあるので、大概は 本格的な喧嘩になる前に 名の売れた先輩の名前や、暴走族や愚連隊や暴力団の名前を出すものです。
（この時点で〝いくらもいかないヤツ〟だという事が分かります）

⁡
あまりにも気持ちのいい喧嘩だったので、決闘の後 隣の野球場の水道でお互い血や泥を洗いながら、何となく仲良くなりました。

⁡
すると その時になって相手が〝モロ反社〟である事を打ち明けたので、その潔さ 男らしさに感動し、それ以来 その仲間も含めてずっと仲良くさせてもらっています。
⁡

※もう既に、彼らもとっくに暴力団は抜けています。
私は 小中学校の頃から色々なタイプの友達がいたので、私の友人はみな〝元ワル〟であるわけではありません。
⁡

⁡
〝偲ぶ会〟に向かっている途中に 地元の後輩から電話があり、結構可愛がっていた中学の後輩が、自らの意思で亡くなった事を知らされました。

⁡
これで今月に入って三人目の〝仲間の訃報〟となりましたが、本当に虚しさしか残りません。

⁡
清瀬の彼とは色々な思い出がありますが、本当に惜しい人間を亡くしたと思います。

⁡
あちらの世界では飲み過ぎないように、どうか安らかに お眠り下さい🙏

※成人してからは一度しか髪の毛を染めた事はないのですが、昨夜の〝偲ぶ会〟で渡された 彼の持っていた唯一の私とのツーショット写真です。