「墓参り / 久々の家族四人でのお出掛け」

私は もう随分前に両親を亡くしているのですが、親父が亡くなった時 親戚一同の承諾を得て、本家のお墓からご先祖様のお骨を分骨してもらい、20年ほど前に東京に墓を建てました。
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富山県にあった本家の墓を東京に移すのは、親父と親父の兄弟の間での決定事項だったのですが、親父が長男坊だったとは言え
〝何故長男が移り住んだ東京に わざわざ本家の墓を移転させるのか〟
を考えた事があります。

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親父もお袋も 肝心な事を何も言わずに逝ってしまったので、色々と聞きたい事があるのですが、もう〝想像〟をするしかありません,
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恐らくですが、親父の兄弟に男の子供が少なかった事もあり、私に岩田家の墓を託したいという想いがあったように思います。
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しかし それを成し遂げる前に親父が亡くなってしまったので、勝手に〝託された〟と思っている私が 親父の意志を継がせてもらった格好です。

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現在 富山から金沢に移転された本家の墓は本家の墓で存続しており、札幌にも岩田家の墓があるのですが、将来的には その三つの墓を東京に統合する事をもって 私の役割は終わると思っています。
（金沢のお墓と札幌のお墓は〝私の代〟で守る人がいなくなります）
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私は お盆と春秋の彼岸の 最低年三回は墓参りをしていますが、忙しくてなかなか行けなかったので、昨日やっと 春の彼岸の墓参りに行って来ました💧
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〝まだあまり ありがたみがよく分かっていないようだし、墓参りなど面倒なのだろうな〟
と思っている子供たちを連れて行くのは、ほぼ年一くらいです。
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私は 両親やご先祖様には心から感謝しているので、心の中ではとても大切にしているつもりですが、その考えを子供たちに押し付けるような事はしておらず、その辺は彼らの自由にさせています。
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しかし 来月から長男坊が二年間ほどオーストラリアへ行くので、その報告と 道中滞在中の無事をお願いするため、今回ばかりは子供たちも連れて行きました。
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ちょうど土砂降りの中お墓に着き いつものルーティンを始めようとしたころ、今までそんな事をした事のない子供たちが、率先してチャカチャカ手伝い始めました。
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一瞬
「ん？ママに何か言われたのか？」
とも思いましたが、遅まきながらやっと〝自覚〟が芽生えたようでした。

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「おう、偉いぞ！やっと分かって来たか！」
と言いたいところでしたが、その気持ちを押し殺し 黙って当たり前のように手伝わせました。
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でも、正直なところ とても嬉しかったです。
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墓参りの後、いつもは寄る お墓の近くの「アウトレットモール」と「コストコ」はスルーして、「IKEA」と「ららぽーと」で買い物をし、立川の「ラーメンスクエア」で 家族でバラバラの好みの店でラーメンを食べる事にしました。
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私は 現地で食べて大ファンになった「熊本ラーメン」と「富山ブラック」がなかったので、同じく現地で食べて美味しかった「和歌山ラーメン」を選択しました。
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本日は、そろそろツーリング仲間もザワついてきたので、愛車の「カワサキ Z1」を洗車します。