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「債権回収の際 現住所を把握しているパターン、把握していないパターン」

投稿日:2023年04月08日

「貸したお金を返してもらえない」
「支払うべきものを支払ってもらえない」
ような場合は、いづれそのうち その相手と連絡が取れなくなると思います。

相手と連絡が取れない以上、まずは相手の〝現住所〟を把握しているかどうかがポイントになります。

現住所は把握しているのに連絡が取れなくなった場合は、まずはその住所に現在も住んでいるのかどうかを確認する必要があります。

最初から現住所を把握していない場合は
◾️以前の住所
◾️携帯電話番号
(以前使用していた番号でも可)
◾️車やバイクのナンバー
(126cc以上のバイク、軽自動車以外の車)
などから判明させられると思います。

もし これらのものが何も分からない場合は「勤務先」や「よく現れる場所」から尾行をして判明させるしかありません。


現住所を把握しているのに返済(支払い)に応じないような相手の場合は、開き直っているとも言えるので まず〝効果的な文言〟をもって請求をする必要があります。


もし それでも応じない場合は
◾️勤務先を判明させる
◾️相手の弱みを掴む
◾️相手の資産調査をする
など、色々と〝策をめぐらす〟必要が生じる事になります。

逆に 現住所を把握していない状況で返済(支払い)に応じないような場合は、現住所を判明させる事によって諦め、アッサリ返済(支払い)に応じる可能性があります。


また 当初把握していた住所から引越して〝逃げた〟ような場合は、引越し先を判明させる事によって 返済(支払い)応じる可能性は より高いと言えると思います。


何であれ 全ての債権の回収に共通して
「現住所の把握」
「そこに実際に住んでいるかどうかの確認」
は、大きなポイントになります。


逆の立場になって よく考えてみて下さい。
ご自身が〝悪い人〟〝デタラメな人〟であったとして、現住所(実際に住んでいるところ)も知られていない相手に対して、返済意欲は湧かないという事になると思います。

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