「お金を返して（払って）くれない /〝条件の悪い人にお金を貸す〟という事 」

条件のいい人にお金を貸す事 何らかの支払いを要求する事と、条件の悪い人にお金を貸す事 何らかの支払いを要求する事は、その回収成功確率と共に、回収に伴うストレス 使うエネルギーの量（労力・手間）に雲泥の差が生まれます。

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とても条件のいい人に 返済能力のある範囲内のお金を貸しても、ほぼ自動的に返済される事になると思いますので、ストレスやエネルギーの消費量ともに ほぼゼロという事になると思います。

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まさに それをやっているのが銀行なのですが、逆に 最底辺の金融屋（合法の）でも絶対に貸さない人というのがゴロゴロいるわけです。

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それが〝とても条件の悪い人〟という事になるのですが、例えば
⚫︎過去に金融事故を起こした人（いわゆる〝ブラックリスト〟）
⚫︎無職の人、生活保護受給者、反社の人
⚫︎その金融会社の定める職業の人
［例えば 風俗関係、飲み屋関係、タクシー運転手、新聞拡張員（新聞拡張団）など〕
となるのですが、個人間の金銭貸借の場合は それにプラスして〝人間性〟や〝弱みの有無〟なども重要視するべきだと思います。

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※住所・氏名は把握済みである事を前提としてお話しておりますが、もし それさえも知らないのであれば、まず一番最初にやるべき事は「住所・氏名の特定」となります。
「以前の住所」や「携帯電話番号」（以前の携帯番号でも可）または「車のナンバー」などからでも判明させられると思います。

「債権回収の際の〝現住所を確定させる〟事と〝一度そこへ行く〟事の重要性」

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判断力がある人であれば、個人間でも〝とても条件の悪い人〟にお金を貸さないと思いますが、もし そのような人にお金を貸してしまい 開き直られた場合は、そう簡単には返してもらえないと思っておいた方がいいと思います。
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そのような場合は、まず〝確実な現住所〟と〝差し押さえできるものの有無〟を確認する必要がありますので
◾️現住所の確認（住所確認調査）
（把握している住所に 今現在も実際に住んでいるのかどうかの確認）
◾️勤務先の特定（勤務先調査）
◾️資産の有無の確認（資産調査・財産調査）
をするべきだと思います。

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それを怠る または面倒くさがる方が多いのですが、それでなくても〝貸したお金を返してもらえない〟状況であるわけですから
「これ以上 手間（お金）は掛けたくない」
というお気持ちは理解できます。
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しかし そのような難しい相手にお金を貸すという判断をしたのはご自身であり、そのような難しい相手からお金を取り返そうとしているわけですから、ある程度の手間（お金）が掛かるのは当然だと思った方がいいと思います。

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それらの〝確認作業〟をやらないのであれば、相手によっては 諦めた方が早いという事にもなるわけです。

※因みに 債権の回収を弁護士に依頼すると、弁護士が相手に内容証明郵便で請求をしますが、相手がそれに応じない場合は
「仕方がないので裁判にしますか？」
という事になります。
差し押さえられるものもなく（差押えできるものを見つけられていない状況で）人間性もデタラメな人を相手に裁判をやって勝訴したとしても、結局は回収できない可能性が高くなるので、裁判をやる手間やお金が無駄になるだけという事にもなります。
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あと 結果的にお金を騙し取った相手の〝言っていた事〟を、その後もそのまま鵜呑みにされている方が多いのも事実です。

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お金を騙し取った相手の言っていた事は、基本的には全て嘘であると考えるべきだと思いますが、その〝不確かな情報〟を元に 全ての確認作業を怠るのは 大きな間違いだと思います。
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仮に「差押えできるもの」「給与所得」「弱み」などが見つかる可能性が低いとしても、そこの部分をキチンと確認しない限り、何も〝武器〟のない状態で その相手と対峙しなければならなくなるわけです。

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〝とても条件の悪い人〟と 何も武器がない状態で対峙した場合、かなり難易度が高くなるという事は想像に難しくないと思います。
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安易に行動をして 対人トラブルに巻き込まれる方の特徴でもあるのですが
「キチンと確認をせず 不確かな情報を鵜呑みにし、その情報を元に行動する」
からこそ トラブルに巻き込まれるわけですし、トラブルの解決をも遠ざけているわけです。
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親切心からお金を貸してあげるのは 褒められるべき事でもあるかもしれませんが、その親切心を裏切る人が 掃いて捨てるほどいるというのも事実です。
（人が人にお金を貸すのは 単なる親切心からとは言えないパターンも少なくありませんが）

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金銭貸借に限った事ではありませんが、何事も「キチンと確認する」事、その結果を受けて「的確な対処をする」事が 最も重要となります。