代表のブログ
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SDIトータルサポート ホーム > 代表のブログ > 「長男坊の語学留学 / オーストラリアへのワーホリ 」
投稿日:2023年01月17日
子どもの事なので 少々長くなります。
私よりずっと頭のいい次男坊と違って、人柄と社交性だけはバツグンの長男坊は あまり賢くはありません。
一応高校は 偏差値56の高校に入ったのですが、停学なども喰らいながら、成績もクラスで下の方を快走していました😅
そんな彼ですが、高校一年生の時からずっと「海外留学をしたい」と言い続けており、なかなか「俺は○○がやりたい!」という事を言わない彼だけに、是が非でもその夢は叶えてやりたいと思っていました。
彼が幼い時は 散々あっちこっち連れて行きましたが、小6の時のハワイを最後に、私の仕事の都合上(この仕事をしているうちは海外旅行は不可能です)どこにも連れて行ってやれておらず、海外志向の強い彼には気の毒にも思っていました。 (それ以降彼は、3年ほど前に 彼の友人の家族に混ざってタイに行っただけです)
その高校にも留学制度があったので 狙わせてはいたのですが、そのような状況では選ばれるはずもなく、高校在学中の海外留学は断念した経緯がありました。
ほとんどの方はご存知ないでしょうが、彼らの大学受験の年(2019年)は〝東京都の大学の入試制度の大幅改正〟の初年度で、大混乱となった煽りをモロに喰らい、ことごとく大学受検に失敗しました😅
本来 日東駒専あたりを狙っていたのですが、滑り止めに考えていた○細○大学など、その年だけ偏差値が10もハネ上がり(まさに異常事態です)余裕で落とされたような感があります。
その下、更にその下の大学も落とされ、いよいよ「Fラン」以下の大学しか選択肢がなくなりました。
どうせ ○ッポコ大学しか行けないのであれば、何か不付加価値のある大学に行かせたいと考えていた時に、全国で〝留学生派遣実績トップ10〟に入る 彼でも受かりそうな某大学(恥ずかしてく発表できません💧)を見つけ、そこに〝海外留学ありき〟で入学させました。
留学先は アメリカの〝南カルフォルニア大学〟に決め、留学基準のTOEICもクリアさせ、さあいよいよというところで このコロナ禍が始まり、その後数年間「早く終われ、早く終われ」と祈っていましたが、とうとう大学在学中の海外留学の夢も絶たれてしまいました。
大学在学中に海外留学ができない事が判明したのは 去年の春ころだったので、仕方なくそれからは〝就活モード〟に切り替えさせました。
しかし、夏になっても 秋になっても 年末になっても就職先が決まりません💧
我が家は ウチの実家に倣って、元旦には一人づつ〝新年の挨拶と今年の抱負〟を述べる事が慣例となっています。
そこで初めて長男坊に「この春には就職をせず、海外に行きたい」という事を発表されました💧
家族でひっくり返りそうになりましたが、実は 私は薄々気づいていたので、ワザと就活の〝手を抜いた〟可能性も否定できないと考えています💧
彼曰く 「語学留学でも、バックパッカーでも何でも構わないから、一年間くらい海外に行きたい」 との事でしたが、それから半月ほど 表向きは〝放置状態〟ながらも、実は密かに「ワーキングホリデー」を調べていました。
ワーキングホリデーとは要するに 「30歳までの若い子限定で、1年以内の滞在に限り、働く事もでき 留学する事もでき 遊ぶ事もできるビザを発給する」 というシステムだと思いますが、それであれば初期費用をかなり低く抑えられる上に、彼にとって貴重な貴重な体験になる事は間違いありません。
昨日女房と、YouTubeで「ワーホリ」関係の動画を見まくり 「これなら、是非行かせるべきだ」 との結論に至ったので、早速長男坊をリビングに呼びつけ話をしました。 (留学の可否を決める判断材料が〝YouTubeのみ〟なのもどうかと思いますが😅)
中途半端な気持ちで行かれても堪らないので、まず彼に 「お前、本当に海外に行きたいのか?」 と聞くと、珍しく私の目を真っ直ぐ見て 「うん。メッチャ行きたい」 と言うので、続いて 「お前の英語力では 到底現地では通用しない。 まず 最初の3ヶ月は 語学学校に通いつつ、死にもの狂いで英語を勉強しろ。 諸々の準備や航空券代、学校の授業料や当面の家賃や生活費、そこまでのお金は出してやる。 その後の9ヶ月は、キチンと仕事をしながら自活をして、しっかり社会勉強をしつつ、たくさん友達を作って 海外での生活を楽しんで来い」 と言うと、見た事もないくらい喜んでいました😊
基本 英語圏のワーホリは、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの四択になると思いますが、様々な要素を総合的に考えて、オーストラリアでほぼ確定しました。
一両日中にもそれが正式決定となると思いますが、4月に出発をするとなると もう時間がないので、やるべき事が満載です。
ド天然の上に かなりのおっちょこちょいなので、何かと心配ではありますが、まさに「かわいい子には旅をさせよ」の心境です。
大学卒業後の〝新卒〟を捨ててまで 海外にワーホリに行く事には賛否両論あると思いますが、どうせロクなところに就職できないのであれば、新卒も第二新卒も既卒も関係ないと思ってしまいます。
まだ行ってもいませんが、この旅で彼が 一回りも二回りも大きくなって帰って来てくれれば、それだけで充分価値があると考えます。
そう言えば私も、22歳の時からしばらく長旅をしましたが、ちょうど同じ年である事に 偶然ではない何かを感じてしまいます。
あの時の私の親と同じように、きっと空港で見送る時は、泣いてしまうと思います。
子どもの事なので 少々長くなります。
私よりずっと頭のいい次男坊と違って、人柄と社交性だけはバツグンの長男坊は あまり賢くはありません。
一応高校は 偏差値56の高校に入ったのですが、停学なども喰らいながら、成績もクラスで下の方を快走していました😅
そんな彼ですが、高校一年生の時からずっと「海外留学をしたい」と言い続けており、なかなか「俺は○○がやりたい!」という事を言わない彼だけに、是が非でもその夢は叶えてやりたいと思っていました。
彼が幼い時は 散々あっちこっち連れて行きましたが、小6の時のハワイを最後に、私の仕事の都合上(この仕事をしているうちは海外旅行は不可能です)どこにも連れて行ってやれておらず、海外志向の強い彼には気の毒にも思っていました。
(それ以降彼は、3年ほど前に 彼の友人の家族に混ざってタイに行っただけです)
その高校にも留学制度があったので 狙わせてはいたのですが、そのような状況では選ばれるはずもなく、高校在学中の海外留学は断念した経緯がありました。
ほとんどの方はご存知ないでしょうが、彼らの大学受験の年(2019年)は〝東京都の大学の入試制度の大幅改正〟の初年度で、大混乱となった煽りをモロに喰らい、ことごとく大学受検に失敗しました😅
本来 日東駒専あたりを狙っていたのですが、滑り止めに考えていた○細○大学など、その年だけ偏差値が10もハネ上がり(まさに異常事態です)余裕で落とされたような感があります。
その下、更にその下の大学も落とされ、いよいよ「Fラン」以下の大学しか選択肢がなくなりました。
どうせ ○ッポコ大学しか行けないのであれば、何か不付加価値のある大学に行かせたいと考えていた時に、全国で〝留学生派遣実績トップ10〟に入る 彼でも受かりそうな某大学(恥ずかしてく発表できません💧)を見つけ、そこに〝海外留学ありき〟で入学させました。
留学先は アメリカの〝南カルフォルニア大学〟に決め、留学基準のTOEICもクリアさせ、さあいよいよというところで このコロナ禍が始まり、その後数年間「早く終われ、早く終われ」と祈っていましたが、とうとう大学在学中の海外留学の夢も絶たれてしまいました。
大学在学中に海外留学ができない事が判明したのは 去年の春ころだったので、仕方なくそれからは〝就活モード〟に切り替えさせました。
しかし、夏になっても 秋になっても 年末になっても就職先が決まりません💧
我が家は ウチの実家に倣って、元旦には一人づつ〝新年の挨拶と今年の抱負〟を述べる事が慣例となっています。
そこで初めて長男坊に「この春には就職をせず、海外に行きたい」という事を発表されました💧
家族でひっくり返りそうになりましたが、実は 私は薄々気づいていたので、ワザと就活の〝手を抜いた〟可能性も否定できないと考えています💧
彼曰く
「語学留学でも、バックパッカーでも何でも構わないから、一年間くらい海外に行きたい」
との事でしたが、それから半月ほど 表向きは〝放置状態〟ながらも、実は密かに「ワーキングホリデー」を調べていました。
ワーキングホリデーとは要するに
「30歳までの若い子限定で、1年以内の滞在に限り、働く事もでき 留学する事もでき 遊ぶ事もできるビザを発給する」
というシステムだと思いますが、それであれば初期費用をかなり低く抑えられる上に、彼にとって貴重な貴重な体験になる事は間違いありません。
昨日女房と、YouTubeで「ワーホリ」関係の動画を見まくり
「これなら、是非行かせるべきだ」
との結論に至ったので、早速長男坊をリビングに呼びつけ話をしました。
(留学の可否を決める判断材料が〝YouTubeのみ〟なのもどうかと思いますが😅)
中途半端な気持ちで行かれても堪らないので、まず彼に
「お前、本当に海外に行きたいのか?」
と聞くと、珍しく私の目を真っ直ぐ見て
「うん。メッチャ行きたい」
と言うので、続いて
「お前の英語力では 到底現地では通用しない。
まず 最初の3ヶ月は 語学学校に通いつつ、死にもの狂いで英語を勉強しろ。
諸々の準備や航空券代、学校の授業料や当面の家賃や生活費、そこまでのお金は出してやる。
その後の9ヶ月は、キチンと仕事をしながら自活をして、しっかり社会勉強をしつつ、たくさん友達を作って 海外での生活を楽しんで来い」
と言うと、見た事もないくらい喜んでいました😊
基本 英語圏のワーホリは、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの四択になると思いますが、様々な要素を総合的に考えて、オーストラリアでほぼ確定しました。
一両日中にもそれが正式決定となると思いますが、4月に出発をするとなると もう時間がないので、やるべき事が満載です。
ド天然の上に かなりのおっちょこちょいなので、何かと心配ではありますが、まさに「かわいい子には旅をさせよ」の心境です。
大学卒業後の〝新卒〟を捨ててまで 海外にワーホリに行く事には賛否両論あると思いますが、どうせロクなところに就職できないのであれば、新卒も第二新卒も既卒も関係ないと思ってしまいます。
まだ行ってもいませんが、この旅で彼が 一回りも二回りも大きくなって帰って来てくれれば、それだけで充分価値があると考えます。
そう言えば私も、22歳の時からしばらく長旅をしましたが、ちょうど同じ年である事に 偶然ではない何かを感じてしまいます。
あの時の私の親と同じように、きっと空港で見送る時は、泣いてしまうと思います。