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「勤務先調査」

投稿日:2022年11月03日

昨日は 朝4時過ぎに家を出て、朝5時半前に現場に入りをし、ある金銭トラブルに絡む〝勤務先調査〟を行って参りました。


調査対象の通勤手段が、車、バイク、自転車と3パターン考えられたので、一番対応力のあるバイクで向かいました。


通常は 最低でも二名の調査員で行う調査ですので、普通の探偵社では必ず複数名での調査になるでしょうが、その場合単純に 調査員の数に応じて2倍3倍の調査費用が掛かる事になります。
(一人での調査を求めると「じゃ、失敗しても知らないですよ」などと言われ、複数名での調査を依頼せざるを得なくなります)


弊社は〝調査員一名に対する時間単価〟自体が最安料金になると思いますが、ご依頼者様としては当然 少しでも調査費用は安く抑えたいので、明らかに一人では無理なものでない限り できるだけ一名で調査をさせていただくようにしております。


もちろん ご希望であれば 二名ででも三名ででも対応させていただきますが、一名で調査して50%の成功率であった場合は、2倍3倍の調査料金を支払って複数名で調査をしても せいぜい70%の成功率です。


かと言って 二回の調査を行えば100%になるわけではないのですが、二回目はもう既に様々な情報を得る事ができている(パターンが多い)ので、成功率はかなり高くなると思います。


よって その〝せいぜい20%の差〟に、2倍3倍の調査費用を払う価値があるのかどうかは、かなり微妙なところだと思います。
(もちろん、調査難易度や様々なシュチュエーションにもよります)



◾️貸したお金を返してくれない
◾️商品(サービス)に対する代金を支払ってくれない
◾️売掛金を支払ってくれない
◾️養育費や婚姻費用を支払ってくれない
◾️損害賠償(慰謝料)を支払ってくれない


など 何らかの支払いを求める際、請求相手の勤務先を把握しているか否かでは、明らかに 回収成功確率に差が出てきます。

 

また 勤務先が知られていない状況の時は支払いに応じなかったのに、勤務先を把握された事が分かった途端に 支払いに応じるような事も少なくありません。


何をどうやっても、または 裁判の判決を受けても支払いに応じないような相手に対しては、最終的には財産の〝差押え〟をするしかありません。

現状で 本人に差押えられるような財産がない場合は、給与を差し押える(給与の1/4まで)事になりますが、給料を差し押えるには まず 勤務先を特定する事が必須となってきます。



昨日は 通勤手段が全く分からない状況であったため、下調べの意味合いが大きい調査となりましたが、ご依頼者様から頂戴していた重要な情報が二つほど間違っていたので、勤務先を割るまでには至りませんでした。
(その二つの情報が合っていたら、恐らく 判明させられたと思います)


しかし、家を出る時間、通勤手段、通勤ルート、勤務先のある程度の場所までは特定できたので、次回は判明させる事ができると思います。



明日はまた早朝より 全く別件の「勤務先調査」を、千葉県の奥で実施して来ます。


本件は 以前私自身が、勤務先より車で帰宅するところを確認していますので、またバイクで行って参ります。


ご指定いただいている時間内に出勤さえすれば、本件は 一発で判明させたいと思っております。

 

 

 

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