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「弱みを握っている・弱みを握られている」

投稿日:2022年08月28日

通常であれば なんて事のない〝対人トラブル〟であるにも関わらず、〝弱み〟を握られているために事態を混迷化 深刻化させているようなケースは少なくありません。


その逆で、通常であれば諦めざるを得ないような状況の〝対人トラブル〟でも、相手の〝弱み〟を握る事によって いとも簡単に事態を打開できるような事も少なくありません。

各国の対外スパイ活動(諜報活動)の中でも、相手国の要人の〝弱み〟を握る事はとても重要視されており、世界の歴史はそれらの活動によって動かされてきたという側面もあります。
(真偽のほどは分かりませんが、アメリカのトランプ元大統領が ロシアのプーチン大統領に強烈な弱みを握られていたという話は有名です)


「個人間トラブル」の場合の一番の問題は 掴んだ相手の弱みの〝使い方〟となります。


一歩間違えれば、自身が違法行為 不法行為に問われる事にもなり得ますし、更に状況を悪化させるような事にもなり得ますので、頭を使って 慎重に戦略的に事を運ばなければなりません。


よく 不倫関係のコジれ(不倫問題)などで「不倫相手の配偶者に全てを話す」事が相手側の切り札となっているパターンがあるのですが、それが意外と〝決定的な切り札〟となってしまっていて、本来であれば一切飲む必要のない〝条件〟を飲まざるを得ないような状況に追い込まれている事があります。


「不倫相手の配偶者に全てを話す」事自体は違法行為にも不法行為にもあたらないので、それはそれでそれなりに 頭を使って対処をするしかありません。



特に トラブルの相手が〝差押え〟(差し押さえ)ができる財産もなく、ロクに仕事もしておらず(差押えのできる給与所得がない)とんでもないデタラメだった場合は、弁護士も完全にお手上げとなりますし 裁判所の下した判決も無意味なものになります。


このような場合はもはや、相手の〝弱み〟を見つける事くらいしか打開策がないのですが、実際にこのようなケースは数多くあります。
(逆に このような人物には、一つや二つ〝弱み〟があるものです)


実際問題として、対人トラブルを解決させる鍵が〝弱み〟であるケースはとても多いので
「相手の弱みをいかに上手に見つけられるか?」
「その弱みをいかに上手に使うか?」
が重要になってくるパターンは少なくありません。


因みに 逆の立場の場合は、その〝握られた弱みを潰す〟作業が必要になってきます。
その手法はケースバイケースとなりますが、基本的には
「握られた弱みは 相手の弱みと相殺する」
ような形になる事が多いです。



「弱みを握るだとか 弱みを握られるだとか、胡散臭い レベルの低い事を言ってるな」
と感じる方もおられると思いますが、最底(辺)の人間を相手にするには、実際問題として これくらいの事をしなければ どうにもこうにもならない事が多くなります。
(実際に対峙してみればよく分かります)


このような人間相手に〝自身の正当な権利を守る〟ためには、それくらいの事はやっても問題はないのではないかと思います。
(その〝使い方〟が重要)


何であれ まずは、相手につまらない〝弱み〟を握られないよう 常日頃からの行動には充分気をつけて下さい。



※よく「〜は相手の弱みになるので、使えますよね?」というようなお問合せがありますが、そのほとんどものものが使えないものであったりもしますし、そのようなお問合せをする方はきっと〝間違った使い方〟をされると思います。

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