代表のブログ

「具合が悪いから」

投稿日:2022年06月24日

弊社で対応させていただいている中で、ご相談者様ご自身 相談者の加害相手を問わず、よく聞くのが
「今 具合が悪いから…」
という言葉です。


⚫︎具合が悪いから対応できない
⚫︎具合が悪いから仕事ができない
⚫︎具合が悪いから相手を頼るしかない
など、何かにつけて「具合が悪い」を理由にします。


見ているとどうも「気持ちが弱い方」が多用する傾向が強いのですが、その中でも特に「精神を患っている方」は とても好んでこの言葉を連発させます。

(あとは ただの〝嘘つき〟)


単に「気持ちの弱い方」と「精神を患っている方」は区別して考える必要があると思いますが、「単に気持ちの弱い方」は〝具合悪い〟に〝逃げて〟しまっているような側面が強いので、その〝殻〟から出してあげるような作業が必要になるかもしれません。


反面「精神を患っている方」は、あたかも 万事に対する免罪符であるかのように、または 水戸黄門の印籠のようにこの言葉を駆使するのですが、そもそも 精神を患っている以上〝具合が悪くない時〟の方が少ないものと思います。


精神を患われている事自体は とてもお気の毒に思いますが、それと人に迷惑を掛けていいのかという問題は また別になると思います。



政治家や つい最近も某カリスマロックシンガーが、不祥事を起こすと「具合が悪くなって入院する」という必殺技を使いますので、ある意味「具合が悪い」は とても有効な〝逃げの手段〟なのだと思います。
(そのロックシンガーが退院以来、何故か その不祥事を伝えるメディアが一切いなくなりました)


一方で、コロナ禍以来「コロナだから…」が空前の大ブームとなりましたが、何をどう考えてもコロナと関係のない事柄でも「コロナだから」を言い訳とするケースを何百回も見てきました。


しかし この「具合が悪いから」は、それとは趣の異なるものだと思いますし、そもそも 具合が悪いかどうかは他人には一切関係はなく、知ったこっちゃないという事になります。


「確かに元々〝具合〟は悪い」→「〝具合〟が悪いが故にトラブルを起こし(巻き込まれ)それを言い訳にする」→「ますます〝具合〟が悪くなる」
という〝負のスパイラル〟なのでしょうが、その場はそれで逃げ切れたとしても、どんどんドツボにはまっていっているという事を 自覚するべきだと思います。


※普通の方がこの文章を読んだら「しょーもない事を言ってるな」と思うでしょうが、これが分からない方が驚くほど多いという現実があります。
イチイチ文章を作るのが大変なほど多いので〝コピペ用〟に書いている部分もあります。

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