代表のブログ

「攻めの浮気調査」

投稿日:2022年04月10日

本来「浮気調査」は 弊社の業務の中ではほんの一部なので、ない時は一、二ヶ月ない事もあるのですが、ここのところご依頼がとても多くなっております。


「浮気調査」の際の〝証拠の取得方法〟のほとんどのものは、ホテル(ラブホテル・シティホテル・ビジネスホテル・旅館など)か、自宅などへの「入り」と「出」を撮影する形になります。


※ラブホテルなどはそういう事を目的に行くところなので 一回分の「入り」と「出」で充分ですが、自宅などの場合は不貞行為に及ぶとは限らないので、概ね三回分の「入り」と「出」の証拠が必要となります。


「入りと出」を撮影する際は 当然両者の顔も撮る必要があるのですが、立地条件やその他の条件によっては、どうしても都合のいい位置から撮影ができない場合があります。
(新たな浮気調査を依頼されると、証拠を取る場所の立地条件などを現場で確認し 撮影方法を確定させるまでが一番緊張をします)

その様な場合 色々と試行錯誤しなければならないのですが、先日の調査では あまりにもどうにもならなかったので、思いっきりラブホテルの出入口に車を駐めて、2、3mの至近距離から撮影をしました。


このような強引な撮影を行なっても、相手に不信感を抱かれない方法(コツ)というものがあるのですが、そちらは企業秘密となりますので 詳細は差し控えさせていただきます。
(必ず他社に真似をされるので)


因みに 意外と車の中の人間など人は気にしないものなので、外で立ちながら撮影するのと 車の中から撮影するのとでは、成功率(相手に気づかれる確率)が全く変わってきます。
よって できるだけ車からの撮影を行いたいところではあるのですが、それも条件によっては不可能な事の方が多くなります。


これらの手法は 浮気調査に限らず その他犯罪系の調査にも応用ができるのですが、特に 最初から調査をされている事に気づいている相手から証拠を取る場合などは、どうしても〝かなり攻めなければならない〟状況になる事が多くなります。

因みに、比較的 温泉旅館(特に高級旅館)などは
「例え不倫(不法行為)であろうとも お客様のプライバシーを大切にする」
という傾向が強いのですが、ラブホテルは意外と その辺はお構いなし(適当)のところが多いものです。


いづれにせよ、調査員の出す結果に慰謝料請求の成否が掛かっている事は間違いがなく、もっと言えば 探偵の撮影する数枚の画像によって100〜300万円の慰謝料が取れるか否か、または その後の不貞行為の抑止効果の有無が掛かっています。
(現在 弊社が証拠を取得した不貞行為の相手に、弊社顧問弁護士より1,200万円の慰謝料を請求中です)


このように 責任が重大でもあるのですが、調査員(探偵)の力量の大切な要素の中の一つに「度胸」(腹を括る事)がある事は 間違いがありません。

 

 

 

ブログ一覧に戻る
ページ先頭へ戻る