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「ストーカー」案件

投稿日:2018年04月14日

昨日、ストーカー案件で滋賀県へ行って参りました。

 

その前日横浜で別案件の対策をして、その足で同じく横浜で10年ぶりに会う金沢の従兄妹家族と終電まで会食し、次の日に滋賀という超強行軍でした。

 

妻子ある男性と半同棲のような形でお付き合いしていて、その後お別れして同じ滋賀県内の実家に帰られました。

相手の男性は最初から結婚をしている事を打ち明けていましたし、将来的に奥さんと離婚してご依頼者様と結婚をする約束を交わしていたわけではないので、倫理的にはともかくそれ自体は二人の間には法的な問題はございません。

 

しかし別れた後も電話やメールが頻繁にあり、連絡が取れないと「実家に押し掛けるぞ」と脅され、実際に何度か実家まで来た事もありました。
その後ご依頼者様に彼氏ができ、妊娠した事を知ると烈火の如く怒り、様々な嫌がらせをしてくるというお話でした。
複雑なのは、ご依頼者様が弱みを握られており(詳しくは書けません)強硬策は取れないという少し難しいシビアな案件で、その上この手の案件でよくある話なのですが、自分の奥さんにご依頼者様の不貞行為を訴えさせて慰謝料を取ると脅されていました。

 

 

普通の方からすると、何と自分勝手なトンデモナイ話だと思われると思いますが、意外とこういう話は少なくありません。

イヤらしい話にはなりますが、実際問題として、弱みを突いてくる相手に対しては「握られている弱みを潰す作業」「逆に相手の弱みを突く作業」が効果的になります。

ご依頼者様と事前に入念にお打合せをした上、相手はかなり暴力的だという事でそれなりの準備もして滋賀に向かいました。

 

最初相手は随分動揺していましたが、二人の話し合いの場に同席させて頂き、ご依頼様に逐次アドバイス送りながら話の推移を見守りました。
もちろん万一の場合に備えて録音もしております。

 

ごく稀に「第三者を連れて来た」事で逆上する輩もいますが、普通はそれだけで冷静に客観的に自分のした事を考えてもらえます。
2時間近く話をして何とかお互い納得する形を取る事ができ、もうストーカー行為をしない旨念書も書いてもらい、形上は円満解決に漕ぎ着ける事ができました。

 

しかし後日どう気が変わるか分からないので、しばらくは慎重に様子見が必要です。

 

今回は私自身滋賀県初上陸だったのですが、さすがに片道400キロ以上あるので、新幹線で行って現地ではご依頼者様のお車に同乗させて頂きました。

 

2009年にここ滋賀県の琵琶湖で、世界記録となる体長73.5センチ、重さ10キロを超える巨大ブラックバスが釣り上げられました。

バサーの端くれとしては、憧れの聖地琵琶湖を目の前にして釣りが出来ないというもどかしい一日でもありましたが、ご依頼者様の笑顔も見れたので本当によかったと思います。

 

当社は、このような男女間トラブルも大変得意とさせていただいております。
何かお困りの事がございましたら、是非お気軽にご相談下さい。

 

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