代表のブログ

「追跡バスターズ」

投稿日:2018年03月01日

昨夜、TBSの「追跡バスターズ」という番組を見ました。

ちゃんと見たのは初めてなのですが、当社の業務内容と結構被っているので興味深く見させてもらいました。

 

「詐欺被害回復分配金制度を悪用した詐欺」「車への器物損壊」「ストーカー 」「盗聴・住居侵入」「結婚詐欺」「探偵による偽計業務妨害」とありましたが、被害者を少しでも減らすためにもこういう問題提起はドンドンするべきだと思います。

 

この番組は過去にヤラセ疑惑があったそうですが(探偵が放送局を騙したという意味のヤラセは、実際にあったみたいですが)、私はヤラセでなくても少しも不思議ではありません。
実際問題こんな話はゴロゴロあります。

 

しかし、二点ばかりどうしても腑に落ちない点がありました。
一つは「盗聴・住居侵入」の加害者が、何故被害者宅の合鍵を持っていた(?)のかの説明がなかった事です。
「どうやって侵入したのか?」が視聴者が一番知りたい事なのではないのでしょうか?
きっと、放送できない「何か」があったのでしょうね。

 

もう一つは、一番長く尺を取っていた「結婚詐欺」の案件で、何故あんな中途半端な誓約書で終わらせてしまったのか?という事です。
証拠も充分あるでしょうし、何故「詐欺罪」として刑事告訴しなかったのか?
もしくは何故、最終的な差押えも視野に入れて、もっと法的拘束力のある民事的措置を取らなかったのか?
不思議で仕方ありません。
番組の予算の都合ですかね??

 

あの仮名「蛭他氏」も、前科にもよりますが強要罪ではせいぜい20日で釈放ですし、「できる限り」などという曖昧な誓約書を書かせても「努力はしたけどできなかった」と言われたらそれまでで、あの加害者がいくらも弁済しないのは明白です。

 

私的にはモヤモヤばかりが残り、全くスッキリしないものでした。

ブログ一覧に戻る
ページ先頭へ戻る