代表のブログ

「亡くなった親父の〝恩人〟からのご連絡」

投稿日:2021年07月16日

私の父は 20年前に66歳で亡くなったのですが、その際 ある雑誌に親父への〝追悼文〟を掲載して下さった方がいらっしゃいます。


その記事の切り抜きを額に入れて 母親が大事に持っていたので、母親の没後 私が引き取り両親の仏壇のところに置いています。


「人間の価値は亡くなった後に分かる」とも言いますが、一番最初にこの追悼文を読ませていただいた時は 嬉しくて涙が出たものでした。



三年ほど前にフッと思い立ち、その記事を書いて下さった方を名前で検索してみると、Facebookにアカウントをお持ちのようでした(珍しいお名前だったので)


どうしても一言お礼が言いたかったので、友達申請をさせていただいた上で メッセンジャーの方から一言ご挨拶をさせていただきました。


その後三年ほどご連絡をいただけなかったので スッカリ諦めていたところ、先日 突然ご連絡をいただきました。


何通かメッセージのやり取りをさせていただきましたが、やっとお礼を言う事ができたので、また一つ 親父に小さな恩返しをする事ができたと思います。


三年間ご連絡をいただけなかった間には、つい 変な事も考えてしまいましたが、この方には是非 長生きをしていただきたいと願っております。


見事に一銭も残さずに亡くなりましたが、私にとっては愛すべき 誇りに思える親父でした。

 

ドン引かれるかもしれませんが、火葬場で焼いた骨の欠片を食べて、一心同体となったと思っています。

 

「自分が死んだ時、何人の人がこのように思ってくれるのか?」
誰もが最重要視するべき 人生最大のテーマだと思います。

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