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「LGBT」

投稿日:2021年06月11日

周知の通り「LGBT」とは
L→ レズビアン(女性同性愛者)
G→ ゲイ(男性同性愛者)
B→ バイセクシュアル(両性愛者)
T→ トランスジェンダー(性別越境、性別違和)
の頭文字を取ったものです。

 

これに
Q→ クイア・クエスチョニング(決めたくない、分からないなど)
を含めた「LGBTQ」という言い方もあるようです。

 

「LGBT総合研究所」が2016年に実施した調査によると、LGBTに該当する人は8.0%というデータがあり「日本人の12、3人に一人」という事になります。
思いのほか多い印象ではありますが、これは 左利きの人の割合や、AB型の人の割合よりも多いものとなります。

 

「性的マイノリティ」という事になると思いますが、近年 LGBTに限らず マイノリティ尊重の機運が高まっている事は、非常に宜しい事なのではないかと思います。

 

 

正直な話、最近のアメリカ映画の中では比較的ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」も少々衝撃的でした。
17、8歳の時 初めて新宿二丁目に行った際、路上でサラリーマン風のオジサン同士が濃厚なキスをしているのを見た時は かなりの衝撃を受けました。

 

しかし 誰に迷惑を掛けるワケでもありませんし、誰が誰を好きになろうが勝手です。
誰でも一つくらいは「多数派ではないところ」があるでしょうし、〝生き方〟や〝表現のし方〟は全くもって個人の自由だと思いますので、結婚などもドンドン認めてあげればいいと思います。
(少子高齢化に拍車が掛かるという懸念はありますが)

 

LGBTに該当する方々は「何かとトラブルも多そう」という印象をお持ちの方もおられるかもしれませんが、実際のところ これらに該当する方々のトラブル相談を受けた記憶はほとんどありません。
これは 性的マジョリティ(異性愛者)の方々よりも よほど健全な(クリーンな)恋愛をしているという事なのではないかと思います。

 

新宿のゴールデン街などで これらに該当する外国人の方々と飲んだ事もありますが、皆さん非常に純粋で バランス感覚にも富んでおり とてもいい人たちばかりである印象が強いです。

 

その昔 その名も「ブー子」さんという男性に追いかけ回されてエライ目にあった事がありますし(〝そのまんま〟野球の応援に来られた事もあります💧)以前付き合っていた彼女に 別れ際に〝バイ〟である事をカミングアウトされた事もあります😅💧

 

さすがにその時は かなり複雑な感情にとらわれましたが、その女性とは今ではとてもいいお友達で、一年ほど前にお客様を紹介してもらったりもしました。

 

正直なところ、もし自分の子供がそうなったら かなりの勢いで微妙ではありますが、お友達はもっともっと欲しいと思っています。

 

 

イスラム教圏内では、LGBTは「神への冒涜」として絶対的に許されないとする考え方も いまだに根強く残っているようです。
タレントさんなどの影響もあり 随分少なくなってきたとは言え、日本にもいまだに眉をひそめる人も少なくないでしょう。

 

しかし LGBTに該当する方々への差別や偏見は、もう完全に時代遅れでありナンセンスだと思います。

 

LGBTの方々も 遠慮をせず 堂々と大きな声を挙げてもいいのではないかと思いますし、マジョリティの方々も マイノリティの方々が「声を挙げやすい環境、堂々と生きられる環境を作る」責務があるのではないかと思います。

 

 

 

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