代表のブログ
TEL:0422-27-2754
SDIトータルサポート ホーム > 代表のブログ > 「インディアン ①」
投稿日:2021年04月27日
私の最も好きな映画のひとつに「ラスト・オブ・モヒカン」という作品があります。
この映画を見た時から〝インディアン〟(インディオ)にとても興味を持ったのですが、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」という映画もとても面白く 興味深いものでした。
『インディアン嘘つかない』という言葉を聞いた事があると思います。 インディアンにとって〝言葉〟とは 神聖な絶対的なものであり,言葉をもって他人と約束を交わすという事は 神と約束を交わすのと同等の意味をなし、それを破る事は神を欺く事になると考えられていたそうです。
どっかの国の人たちには 是非聞いてもらいたい言葉ですが、〝耳が痛い〟方も少なくはないと思います。
そのような彼らの物の考え方、自然や動物に対する敬愛の心、勇敢さ、人への〝名前〟のつけ方など、彼らにはとても尊敬と親しみを感じます。 (〝頭の皮を剥ぐ〟〝心臓をえぐり出す〟など野蛮なイメージがありますが、白人が入ってくるまでは秩序が保たれ 誠に平和だったそうです)
言うまでもなくインディアンは、アメリカ大陸の先住民族(ネイティブアメリカン)です。 ネイティブアメリカンとは 彼らの事だけでなく、北極圏の「イヌイット」(エスキモー)や、ハワイ州の「ポリネシア人」なども含まれますので、ここでは敢えて〝インディアン〟と呼ばせていただきます。
彼らは コロンブスによってアメリカ大陸が発見された際に、そこが「インド」だと勘違いされた事によって「インディアン」と名づけられました。 コロンブスが最初に到達した ニューヨークの東海岸沖の島々を「西インド諸島」と呼ぶのはそのためです。
欧米では〝偉人〟と讃えられているコロンブスですが、その偉人がインディアンを大量虐殺し 略奪の限りを尽くした事から 「白人によるインディアンへの蹂躙の歴史」
が始まります。 その後 イギリスをはじめとするヨーロッパの人々が大挙して押し寄せ、やりたい放題をやった結果、95%以上のインディアンが殺されました。
生き残った5%以下の人々も 非常に条件の悪い「インディアン居留地」に閉じ込められ、現在も居留地の人々の失業率は50%を超えているそうです。
因みに、インディアンは私たち日本人と同じ「モンゴロイド」です。 モンゴロイドは遊牧民族でもあるので、当時は繋がっていたと考えられているベーリング海峡を渡って 北米大陸に移ったと言われています。
コロンブスの最終(略奪)目的地が「黄金の国 ジパング」(日本)であった事は有名ですが、この時実際にインドにたどり着いていたとしたら、正直 日本も今どうなっていたのか分かりません。
主にイギリス人による 北アメリカ大陸の先住民族(インディアン)に対する侵略は、つい130年前までの約270年間(1622年〜1890年)にも及びますが、それを追うようにして オーストラリア大陸でも全く同じような事が起こります。
オーストリアの先住民族「アボリジニ」は、イギリスをはじめとする西洋人が入って来た事によって 人口が1/10以下に減少し、20世紀前半には「死にゆく人種」「死にゆく民族」と呼ばれていました。
驚くべき事に、最も盛んに行われていた〝殺し方〟が「スポーツハンティング」だったそうです。 もはや 鹿やウサギのレベルの 「遊びながら楽しんで殺す レクリエーションの対象」 だったわけです。
白人がアフリカの黒人に対して行った事は 更に酷い事だとも言えます。 アフリカ大陸では 土地を根こそぎ奪い取るという事はなかったようですが、「南アフリカ共和国」では ダイヤモンドに目が眩んで押し掛けてきた白人によって 同じような事が行われました。
『②へ続く』
私の最も好きな映画のひとつに「ラスト・オブ・モヒカン」という作品があります。
この映画を見た時から〝インディアン〟(インディオ)にとても興味を持ったのですが、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」という映画もとても面白く 興味深いものでした。
『インディアン嘘つかない』という言葉を聞いた事があると思います。
インディアンにとって〝言葉〟とは 神聖な絶対的なものであり,言葉をもって他人と約束を交わすという事は 神と約束を交わすのと同等の意味をなし、それを破る事は神を欺く事になると考えられていたそうです。
どっかの国の人たちには 是非聞いてもらいたい言葉ですが、〝耳が痛い〟方も少なくはないと思います。
そのような彼らの物の考え方、自然や動物に対する敬愛の心、勇敢さ、人への〝名前〟のつけ方など、彼らにはとても尊敬と親しみを感じます。
(〝頭の皮を剥ぐ〟〝心臓をえぐり出す〟など野蛮なイメージがありますが、白人が入ってくるまでは秩序が保たれ 誠に平和だったそうです)
言うまでもなくインディアンは、アメリカ大陸の先住民族(ネイティブアメリカン)です。
ネイティブアメリカンとは 彼らの事だけでなく、北極圏の「イヌイット」(エスキモー)や、ハワイ州の「ポリネシア人」なども含まれますので、ここでは敢えて〝インディアン〟と呼ばせていただきます。
彼らは コロンブスによってアメリカ大陸が発見された際に、そこが「インド」だと勘違いされた事によって「インディアン」と名づけられました。
コロンブスが最初に到達した ニューヨークの東海岸沖の島々を「西インド諸島」と呼ぶのはそのためです。
欧米では〝偉人〟と讃えられているコロンブスですが、その偉人がインディアンを大量虐殺し 略奪の限りを尽くした事から
「白人によるインディアンへの蹂躙の歴史」
が始まります。
その後 イギリスをはじめとするヨーロッパの人々が大挙して押し寄せ、やりたい放題をやった結果、95%以上のインディアンが殺されました。
生き残った5%以下の人々も 非常に条件の悪い「インディアン居留地」に閉じ込められ、現在も居留地の人々の失業率は50%を超えているそうです。
因みに、インディアンは私たち日本人と同じ「モンゴロイド」です。
モンゴロイドは遊牧民族でもあるので、当時は繋がっていたと考えられているベーリング海峡を渡って 北米大陸に移ったと言われています。
コロンブスの最終(略奪)目的地が「黄金の国 ジパング」(日本)であった事は有名ですが、この時実際にインドにたどり着いていたとしたら、正直 日本も今どうなっていたのか分かりません。
主にイギリス人による 北アメリカ大陸の先住民族(インディアン)に対する侵略は、つい130年前までの約270年間(1622年〜1890年)にも及びますが、それを追うようにして オーストラリア大陸でも全く同じような事が起こります。
オーストリアの先住民族「アボリジニ」は、イギリスをはじめとする西洋人が入って来た事によって 人口が1/10以下に減少し、20世紀前半には「死にゆく人種」「死にゆく民族」と呼ばれていました。
驚くべき事に、最も盛んに行われていた〝殺し方〟が「スポーツハンティング」だったそうです。
もはや 鹿やウサギのレベルの
「遊びながら楽しんで殺す レクリエーションの対象」
だったわけです。
白人がアフリカの黒人に対して行った事は 更に酷い事だとも言えます。
アフリカ大陸では 土地を根こそぎ奪い取るという事はなかったようですが、「南アフリカ共和国」では ダイヤモンドに目が眩んで押し掛けてきた白人によって 同じような事が行われました。
『②へ続く』