代表のブログ
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SDIトータルサポート ホーム > 代表のブログ > 「刑務所・少年院 / 矯正施設の在り方」
投稿日:2021年02月08日
私は 仕事上で必要不可欠なので、被害者心理・加害者心理・犯罪者心理を学んでおります。 その延長線として 刑務所や〝刑〟自体にも興味を持ち、勉強するようになりました。
中には古い情報も含まれているので、現在は変わっているものもあるかもしれません。
矯正施設とは、一般的には法務省所管の 刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所などの事を指します。
・少年鑑別所 概ね14歳〜22歳 ・少年院 概ね14歳〜22歳 ・少年刑務所 16歳〜25歳 ・一般刑務所 26歳〜 などがあり、その他 ・女子刑務所 ・医療刑務所 ・拘置所 ・民間刑務所(セコムなどが運営する PFI方式刑務所) などもあります。
刑務所には大きく分けて A 初犯(犯罪傾向の進んでない者)で10年未満の刑 B 再犯(犯罪傾向の進んでいる者、または暴力団構成員)で10年未満の刑 LA 初犯の10年以上の刑 LB 再犯の10年以上の刑 などに分類され、その他 J 少年 Y 26歳未満の成人 W 女子 F 外国人 M 精神障害者 などの分類もあります。
「そして死刑は執行された」という 元死刑執行担当刑務官が書いた〝生々しい〟本を二冊とも読みましたが、〝死刑〟という制度そのものにも大変興味を持っています。 日本で死刑を執行する刑場のあるのは、札幌刑務所、宮城刑務所、東京拘置所、名古屋拘置所、大阪拘置所、広島拘置所、福岡拘置所の7ヶ所があります。
その他の刑務所関係の本も読み漁りましたし、仕事上で〝色々な〟方と接する機会がありますので 様々な話を聞きてきました。
南米、アフリカ、東南アジア、東欧などの世界で最も危険と言われる刑務所と比べても、「処遇の厳しさ」「自由の奪われ方」という意味においては、日本の刑務所は間違えなく世界でトップ(クラス?)だと思います。
刑務作業中に目線を横に逸らしただけで「懲罰」となる刑務所は、世界に類を見ないと思われます。
北欧などの「精神的先進国」では、現在は「罰より更生」を最優先させて取り組んいて それなりの成果を挙げていますが、日本では未だにほぼ100%「罰を与える」処遇をしています。
○田という悪名高き〝管理部長〟がいた当時の 府中刑務所や名古屋刑務所の、言葉にするのも憚れるような酷い処遇は有名ですが、暴力からは憎しみの感情や反骨心しか生まれないので 決して更生には繋がらないと思います。 事実この管理部長の娘さんは 出所した元受刑者から報復を受け、そのショックから自殺をされたそうです。
それらの中でも 私が今まで聞いた話で一番過酷だと思ったのが、意外にも一つの少年院でした。
少年院には 第一種少年院(旧 初等少年院、中等少年院) 第二種少年院(旧 特等少年院) 第三種少年院(旧 医療少年院) があります。
私が住んでいる関東管区では「ヤキの印旛か八街か」と言われた「八街少年院」 〝運動〟という名の虐待で有名な「小田原少年院」 関東管区の終着駅である「久里浜特等少年院」などが有名どころとなっています。 (〝ヤキ〟とはリンチの事で、〝あしたのジョー 1〟の最初の舞台となったとされる印旛少年院は現在はもうありません)
しかしそれは、栃木県にある そこまで名の知られていない「喜連川少年院」という旧 初等・中等少年院でした。
体験談を聞かれてくれた彼は、中学三年生で入所し 出所するまでに1年3ヶ月を要した(通常 中等少年院は10ヶ月ほど)のですが、それはそれは地獄とも言える過酷なものだったそうです。
世の中では「いじめ」は許されない事とされていますが、全ての矯正施設において そんな事は空気を吸うように当たり前の事です。 こと少年院に限っては、施設職員が収容者に「いじめを助長」させるような事をするのも日常茶飯事だそうです。
イジメの事を隠語で「ヒッツキ」「ハッツキ」と言うのですが、喜連川少年院では 施設側が収容者に〝ヒッツキ〟を強要していて、何か少しでも失敗をすると 全員から猛烈な袋叩きに遭うそうです。
日常的に 常に誰かしらに〝ひっつく〟事が義務化されている上に、一日にニ度「ひっつき集会」というものがあり、少しでも失敗をした人を全員でこれでもかと吊し上げます。
つまらない事で例えると、オナラをする時は その場いる全員に「放屁失礼します!」と断って同意を得てからしなくてはならず、万一〝スカシッペ〟に失敗でもしようものなら シャレにならないほど酷い目に遭うそうです。
その時 生まれて初めて「放屁」(ほうひ)という言葉を聞きましたが、そもそも弱い者イジメは大嫌いですし「集団対一人」など論外ですので、私にはとても耐えらるものではなく 心底身震いを覚えました。
若干15、6歳の少年が、このような状況で1年間を過ごす事になれば、当然の事ながら発狂するか、精神を病むか、更に人格を歪める結果になるのは目に見えています。
その他にも、戦時中の軍隊のような時代錯誤も甚だしい 旧態依然とした酷い処遇の話をたくさん聞いてきましたが、現在使用されている「刑事被告人収容法」は、明治41年に制定された「監獄法」がほぼそのまま使用されています(平成18年に一部改正)
本当に非行や犯罪を減らしたいと考えるのであれば、時代に即した合理的かつ効率的な〝矯正〟の在り方を よく考えるべきだと思います。
ヤキの印旛か八街か
鬼より怖い神奈少か
娯楽の多摩か静少か
それとも情けの有明か
百姓一揆の茨農か
ひっつき集会喜連川
粋なねーちゃん榛名女子
愛光名物綱渡り
とんとん飛んで群馬県
群馬名物赤城おろしが身に染みる
謹慎体操小田原の
泣く子も黙ると言われつつ
雪が降ります新潟に 潟少名物赤い雪
粋なリンチの久里浜の
壁に残した「年少小唄」
私は 仕事上で必要不可欠なので、被害者心理・加害者心理・犯罪者心理を学んでおります。
その延長線として 刑務所や〝刑〟自体にも興味を持ち、勉強するようになりました。
中には古い情報も含まれているので、現在は変わっているものもあるかもしれません。
矯正施設とは、一般的には法務省所管の 刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所などの事を指します。
・少年鑑別所 概ね14歳〜22歳
・少年院 概ね14歳〜22歳
・少年刑務所 16歳〜25歳
・一般刑務所 26歳〜
などがあり、その他
・女子刑務所
・医療刑務所
・拘置所
・民間刑務所(セコムなどが運営する PFI方式刑務所)
などもあります。
刑務所には大きく分けて
A 初犯(犯罪傾向の進んでない者)で10年未満の刑
B 再犯(犯罪傾向の進んでいる者、または暴力団構成員)で10年未満の刑
LA 初犯の10年以上の刑
LB 再犯の10年以上の刑
などに分類され、その他
J 少年
Y 26歳未満の成人
W 女子
F 外国人
M 精神障害者
などの分類もあります。
「そして死刑は執行された」という 元死刑執行担当刑務官が書いた〝生々しい〟本を二冊とも読みましたが、〝死刑〟という制度そのものにも大変興味を持っています。
日本で死刑を執行する刑場のあるのは、札幌刑務所、宮城刑務所、東京拘置所、名古屋拘置所、大阪拘置所、広島拘置所、福岡拘置所の7ヶ所があります。
その他の刑務所関係の本も読み漁りましたし、仕事上で〝色々な〟方と接する機会がありますので 様々な話を聞きてきました。
南米、アフリカ、東南アジア、東欧などの世界で最も危険と言われる刑務所と比べても、「処遇の厳しさ」「自由の奪われ方」という意味においては、日本の刑務所は間違えなく世界でトップ(クラス?)だと思います。
刑務作業中に目線を横に逸らしただけで「懲罰」となる刑務所は、世界に類を見ないと思われます。
北欧などの「精神的先進国」では、現在は「罰より更生」を最優先させて取り組んいて それなりの成果を挙げていますが、日本では未だにほぼ100%「罰を与える」処遇をしています。
○田という悪名高き〝管理部長〟がいた当時の 府中刑務所や名古屋刑務所の、言葉にするのも憚れるような酷い処遇は有名ですが、暴力からは憎しみの感情や反骨心しか生まれないので 決して更生には繋がらないと思います。
事実この管理部長の娘さんは 出所した元受刑者から報復を受け、そのショックから自殺をされたそうです。
それらの中でも 私が今まで聞いた話で一番過酷だと思ったのが、意外にも一つの少年院でした。
少年院には
第一種少年院(旧 初等少年院、中等少年院)
第二種少年院(旧 特等少年院)
第三種少年院(旧 医療少年院)
があります。
私が住んでいる関東管区では「ヤキの印旛か八街か」と言われた「八街少年院」 〝運動〟という名の虐待で有名な「小田原少年院」 関東管区の終着駅である「久里浜特等少年院」などが有名どころとなっています。
(〝ヤキ〟とはリンチの事で、〝あしたのジョー 1〟の最初の舞台となったとされる印旛少年院は現在はもうありません)
しかしそれは、栃木県にある そこまで名の知られていない「喜連川少年院」という旧 初等・中等少年院でした。
体験談を聞かれてくれた彼は、中学三年生で入所し 出所するまでに1年3ヶ月を要した(通常 中等少年院は10ヶ月ほど)のですが、それはそれは地獄とも言える過酷なものだったそうです。
世の中では「いじめ」は許されない事とされていますが、全ての矯正施設において そんな事は空気を吸うように当たり前の事です。
こと少年院に限っては、施設職員が収容者に「いじめを助長」させるような事をするのも日常茶飯事だそうです。
イジメの事を隠語で「ヒッツキ」「ハッツキ」と言うのですが、喜連川少年院では 施設側が収容者に〝ヒッツキ〟を強要していて、何か少しでも失敗をすると 全員から猛烈な袋叩きに遭うそうです。
日常的に 常に誰かしらに〝ひっつく〟事が義務化されている上に、一日にニ度「ひっつき集会」というものがあり、少しでも失敗をした人を全員でこれでもかと吊し上げます。
つまらない事で例えると、オナラをする時は その場いる全員に「放屁失礼します!」と断って同意を得てからしなくてはならず、万一〝スカシッペ〟に失敗でもしようものなら シャレにならないほど酷い目に遭うそうです。
その時 生まれて初めて「放屁」(ほうひ)という言葉を聞きましたが、そもそも弱い者イジメは大嫌いですし「集団対一人」など論外ですので、私にはとても耐えらるものではなく 心底身震いを覚えました。
若干15、6歳の少年が、このような状況で1年間を過ごす事になれば、当然の事ながら発狂するか、精神を病むか、更に人格を歪める結果になるのは目に見えています。
その他にも、戦時中の軍隊のような時代錯誤も甚だしい 旧態依然とした酷い処遇の話をたくさん聞いてきましたが、現在使用されている「刑事被告人収容法」は、明治41年に制定された「監獄法」がほぼそのまま使用されています(平成18年に一部改正)
本当に非行や犯罪を減らしたいと考えるのであれば、時代に即した合理的かつ効率的な〝矯正〟の在り方を よく考えるべきだと思います。
ヤキの印旛か八街か
鬼より怖い神奈少か
娯楽の多摩か静少か
それとも情けの有明か
百姓一揆の茨農か
ひっつき集会喜連川
粋なねーちゃん榛名女子
愛光名物綱渡り
とんとん飛んで群馬県
群馬名物赤城おろしが身に染みる
謹慎体操小田原の
泣く子も黙ると言われつつ
雪が降ります新潟に
潟少名物赤い雪
粋なリンチの久里浜の
壁に残した「年少小唄」