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「止まらない中国の暴走」

投稿日:2020年10月27日

この国のやる事なす事 一から十まで「手段を選ばず 他国を蹴落としてまで自国の利を追及する」ロクでもない事しかしない国ですが、列挙したらキリがない暴挙の中でも これは最悪のものだと思います。

 

北京オリンピック開会式での「少数民族を前面に押し出した茶番劇」は記憶に深く残っていますが、この国は過去から現在に至るまで他国 他民族への侵略 虐殺 搾取を繰り返しています。

 

中国の少数民族の居住地として代表的なのが「チベット自治区」や「新疆ウイグル自治区」ですが、現在でも「自治」とは名ばかりの恐怖政治が行われています。

 

「漢族」で構成される中国共産党は 過去侵略した「新疆ウイグル自治区」において、「ウイグル族」に対して 不妊手術、IUD(子宮内避妊用具)、強制避妊などによる強制的な出生率抑制を行っています。

 

新疆ウイグル自治区では 少なくとも出産可能年齢の女性の80%に不妊手術かIUDを装着させるよう義務化しており、2018年に中国の女性に装着されたIUDの80%が新疆ウイグル自治区(人口は中国全体の1.8%)に集中していたそうです。

 

その一方で 漢族には無料の家や土地、高給を約束し、ウイグル族の土地に多くの若者を移流させ ウイグル族の女性に漢族との子供を産ませるよう促しています。

 

このように 少数民族の文化とアイデンティティー、または存在そのものを抹消しようとする「中華民族への同化」「漢族化」政策が取られています。

 

これらの地域では いまだに「大量虐殺」もあり、今アメリカで問題となっている 白人警官が黒人を殺すなどというレベルではない、トンデモナイ人権侵害が堂々と行われているのです。

 

※ これは、その直前に 日本が中国にもロシアにも戦争で勝ったのを目の当たりにして、中国とロシアに侵略される寸前だった韓国(朝鮮)から乞われて併合をし、高度な教育、高度なインフラ整備、高度な農工業技術の与えた〝日韓併合〟とは全く別次元の問題である事だけは付け加えておきます。
韓国政府の奴隷同然だった韓国の国民に「姓」と「戸籍」を与え、漢字を使っていた(そもそも識字率が極めて低かった)韓国民に ハングル文字を教育したのも日本政府(伊藤博文)です。

そんな情けない過去を 自国民を教える事のできない韓国政府は、真逆の大嘘教育を施し、その結果 伊藤博文を暗殺した安重根を英雄視しながら ハングル文字を世界に自慢しているわけです。

 

 

世界各地で人権問題が叫ばれていますが、では何故これらのチベット問題や新疆ウイグル問題が世界的大問題とならないのでしょうか?

 

それは、中国の非常に強力かつしたたかな アメ(経済)とムチ(経済、武力)が功を奏している事は言うまでもありません。
逆に言えば、中国の経済力と武力に恐れをなして ほぼ全ての国が見て見ぬフリをしているわけです。

 

フランスが中国のご機嫌を取るために エッフェル塔を「チャイニーズレッド」にライトアップした話は有名ですが、もはやヨーロッパ諸国にも 一対一で中国に真っ向から文句を言える国はないのではないでしょうか?

 

これでもまだ、アメリカがいるから中国の暴走がこの程度で済んでいる事は確かであり、国単体で考えれば アメリカがほぼ唯一のストッパーになっている事は紛れもない事実です。

 

何かと評判の悪いトランプ大統領ですが、中国の暗部を真っ向から糾弾した数少ない西側指導者の一人である事だけは確かです。

 

もし 親中派といわれるバイデン氏が大統領になったら…
ある程度の「バランス」は保ってくれると信じていますが、非常に憂慮されるべき事態が訪れるかもしれません。

 

 

日本がやってきた事も全てが正しいとは思いません。

イギリスを筆頭に、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー……ドイツ、アメリカ、ロシアに至るまで、今世界を引っ張っている国々も 実際にロクな事をしてきませんでしたが、反省をし 急速に成長をしていると思います。

 

アメリカの4倍以上の人口と、圧倒的な共産主義による「人民」や「元」のコントロール、類い稀な「パクリ力」「技術者の強引なヘッドハンティング」「産業スパイの暗躍」により、中国はこの20年で爆発的経済発展を遂げ、世界第ニ位のGDPを誇る経済大国になりました。

 

しかし、この国だけは 頭の中がまだ100年前のままのようです。

 

 

 

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