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「トラブルの相手が完全に〝崩壊〟した人物であったら」

投稿日:2020年10月08日

昨日 テレビで「桶川 ひょっこり飛び出し男」のニュースを見ました。

 

同じ件で逮捕 起訴 執行猶予判決が出た後も 連日続けていたようですが、これは「ひょっこり」などと言う可愛いレベルのものではなく、自転車で片っ端から対向車に飛び出して 車に急ブレーキを掛けさせるという 甚大な事故にも繋がる悪質極まりないものです。

 

喋っている事を聞いていても 精神疾患を持っている事は明らかなのですが、このように自身の「不遇」や「疎外感」「喪失感」「絶望感」を社会に対してぶつけて快感を得ようとする人が一定数いる事は確かです。

 

トラブルを起こしたくて起こしたくて仕方がない人とも言えますが、このような人にとって相手は誰でもいいので、必ず「無差別」に攻撃を仕掛けます。

 

それに加えて「俺はもうどうなってもいい」「死刑になっても構わない」と完全に自暴自棄になっている人は危険度がマックスとなります。

 

最悪のレベルになると「深川通り魔殺人事件」「宮崎勤事件」「大阪池田小事件」「秋葉原無差別殺傷事件」「相模原障害者施設殺傷事件」のようになるわけですが、トラブルの相手がこのような人だった場合は もうほぼなす術はなく、相手の逮捕 長期勾留を祈るばかりとなります。

 

また このような方はネットの中に自身の「居場所」を求める傾向が強いです。
人と対面するリアルの世界より〝誤魔化し〟が効くからなのでしょうが、最初は「普通のフリ」をするのが非常に上手かったりもするので、ネット上のやり取りにも充分気をつけなければなりません。

 

このような人とは関わらないように気をつければ ほとんどの場合は〝接触〟を避ける事ができるでしょうが、個人間トラブルに対応させていただいている弊社は このような方の「鬱憤晴らし」の格好のターゲットとされており、多大な迷惑を被っています。
(あまりにも酷いので、今後は「名誉毀損」や「威力業務妨害」などで対応すべく、その準備段階として「個人の特定」をさせていただくつもりでいます)

 

蛇足ですが、ネット上で知り合った 名前も住所も知らない 会った事もないような人に対して、信じられないような金額のお金を渡して「連絡が取れなくなった」とご相談をいただく事も多くなっています。

 

当然と言えば当然の結果だと思いますが、加害者としても 顔の見えないネット上では気が大きくなり大胆な事もできるので、特にネット上では むやみに人を信用するべきではないと思います。

 

また 過去実際にあったお話です。

覚醒剤によって通常の判断能力を失った非常に危険度が高い人物がいたのですが、その人は犯罪を犯して逮捕をされる度に 刑務所ではなく精神病院へ送られていました。
精神病院は刑務所に比べてセキュリティーが甘いので、その都度病院を「脱走」して また犯罪を犯して逮捕をされ 精神病院へ送られての繰り返しをしている状態でしたが、非常に危険な状況だと思います。

 

 

精神障害を持たれている方の多くは、手を差し伸べて差し上げるべき社会的弱者です。
しかし一方で、このような危険極まりない超攻撃的な人物がいる事も事実です。

 

今後もこのような方の引き起こす「無差別殺傷事件」は未来永劫続くのでしょうが、このような人を野放しにしている事は非常に大きな社会全体の問題だと思います。

 

社会全体が「仕方がない」と諦めているような風潮がありますが、果たして本当に〝天災〟のように避けては通れないものなのでしょうか?

 

殺された被害者のご遺族としては「相手が精神障害者だから仕方がないよね」とは 絶対的にならないのです。

 

 

 

 

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