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「浮気調査 / 配偶者も浮気相手も開き直ったら」

投稿日:2020年08月05日

昨日は ○○県の方へ浮気調査へ行って参りました。

 

実はご依頼者様は 直近まで他の探偵社に調査を依頼していたのですが、物凄く高い料金を取られた上に「不貞の証拠」もかなり中途半端で(恐らく証拠として成り立ちません)浮気相手の氏名さえも判明させられておりませんでした。

 

ご不満に思われたご依頼者様が、堪りかねて弊社にご依頼いただいたわけですが、まずは浮気相手の氏名などの調査に行って参りました。

 

浮気相手の自宅(賃貸住宅)も車も、両方とも旦那様名義なので、そこから判明させる事はできず 頭を使わなければなりません。

 

 

実は ご依頼者様は旦那様に「浮気調査をしている事」を喋ってしまっています。
これが一番やってはいけない事なのですが、当然の事ながら旦那様も浮気相手も 以降は相当警戒します。

 

一旦警戒されてしまうと 調査の難易度が格段に上がり、結果的に損をするのはご依頼者様となりますので、お気持ちは分かりますが 絶対にやめておくべきだと思います。

 

住居と車の「名義」を旦那様のものにしたのも、その対策の一環だと思いますが、色々と調べてみると その他の部分も用意周到に対策をしています。

 

しかし 私は昨日現場にて 一つの小さなミスを見逃しませんでした。
惜しくも昨日中には判明させる事ができませんでしたが、根回しをしっかりして来ましたので、次回7日(金)の調査では氏名を判明させられるものと思います。

 

 

本件ご依頼者様は、浮気をしている配偶者と離婚する気はないようですので、それを前提にお話し致します。

 

不貞慰謝料を請求された浮気相手や配偶者が、開き直るのは二つのパターンがあります。
一つは差押えられる財産や給与所得などが何もないパターンと、もう一つは慰謝料くらい払っても痛くも痒くもないパターンです。

 

配偶者に家も借りてやり、車(恐らく新車)も買い与えているくらいですから、旦那様は相当のめり込んでいるものと思われます。

 

旦那様は会社経営者との事ですので、浮気相手に慰謝料を請求したところで 旦那様が払う可能性が高いと思います。

 

いくら慰謝料を〝浮気相手に〟請求したとしても、裏で旦那様がお金を渡したら あまり意味のないものとなってしまい、そうなるといよいよ懲らしめる(別れさせる)事は容易ではありません。

 

 

もし浮気をされた奥様が「離婚前提」なのであれば、不貞の証拠があれば離婚が認められ、「不貞慰謝料」の他に「財産分与」なども求める事ができるので、旦那様も相当な痛手となります。

 

しかし 奥様に別れる気がなく、旦那様に自由になるお金が潤沢な場合、実質的に旦那様と浮気相手を懲らしめる事は難しくなります。

 

100万200万の慰謝料を払っても そこまでの痛手とはならず、その後も涼しい顔をして不倫関係を続けるような配偶者、浮気相手もいます。

 

不貞慰謝料は基本何度でも請求できますし、慰謝料請求時に「次回また不貞に及んだ場合のペナルティ」を設定する事も可能ですが、こうなるといよいよ警戒心もMAXになるので、以降 不貞の証拠を取るのも難易度MAXとなります。

 

 

そうなるともう、いよいよ浮気相手の「弱み」を突くしかありません。
「旦那様との関係を終わらせたくなるような弱み」
を握る必要が出てきます。

 

本件の浮気相手には「弱み」に心当たりがありますので、不本意ながら最悪は そこを突く事になるかもしれません。

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