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「テモミグルミ」

投稿日:2020年07月15日

どうでもいい事の割に長くなります。

 

二つの「クルミ」を手のひらでくるみ、コリコリと動かして手のツボを刺激する健康法があります。
手には 胃、心臓、脳などの体の器官と密接に結び付いているツボがたくさんあるそうで、ボケや運動機能低下の抑制にも効くそうです。

 

小学校4、5、6年の時の担任の先生が、いつも白衣のポケットの中に「クルミ」を二つ入れていて、常に「コリコリコリコリ」やっていました。

 

密かにそれに憧れていた私は、大人になってから何度か「クルミコリコリ」をやったのですが、必ずそのうち割れてしまいます。

 

「何故 先生のクルミは割れなかったのかな?
そういえば、先生のクルミは普通のクルミとちょっと違っていたような気がするな…」
と思い、色々調べてみました。

 

 

一般に市販される殻付きのクルミは「ペルシャグルミ」(セイヨウグルミ)、「テウチグルミ」(カシグルミ)、「シナノグルミ」(信濃胡桃)のいずれかとされています。

 

クルミの歴史は非常に古く、紀元前7000年頃から人類が食用としていた最古のナッツで、最も代表的なものが「ペルシャグルミ」です。

 

原産地はイランで、2000年前から栽培されていたとされており、これが地中海を渡りヨーロッパに伝えられ ペルシャグルミの名が付いたと言われています。

 

その後 中国(胡)から朝鮮、日本と渡った事から「胡桃」と呼ばれるようになりました。

 

日本では信濃のクルミが有名ですが、それは豊臣秀吉の朝鮮出兵の際 従軍した信濃の人が、クルミの種を持ち帰ったためとされています。
(因みに 唐辛子は中国から直に入ってきたので、出兵の際 豊臣秀吉が日本より寒い朝鮮での凍傷対策として、履物の中に唐辛子を入れて持ち込んだものが朝鮮半島に広まったそうです)

 

 

それに対して日本の固有種としては、北海道から九州まで「オニグルミ」(和グルミ)や「ヒメグルミ」が自生しており、縄文時代から食用にされていたそうです。

 

非常に堅果が堅く割りにくい上に実が少ないため、食用としては劣りますが、味は一番だとも言われています。

 

「先生が使っていたのはこれだな」と結論づけようとしたところ、偶然「テモミグルミ」なるものを発見しました。

 

テモミグルミとは、ペルシャグルミと日本原産のオニグルミ、ヒメグルミが自然交配したもので非常に珍しく、殻が厚く表面がゴツゴツしていて非常に硬いため、手の中でコリコリするのにちょうど良いそうです。

 

「非常に珍しい」という事で急に欲しくなり、検索すると一軒だけ販売しているところを発見しました。

 

こんなクダラナイ物に4,000円(6個)も出して喜んでいるのは 私くらいのものかもしれませんが、これで間違えありません。
先生が使っていたのは このクルミです😁👌

 

いいオモチャができました😁👍

 

 

 

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